脳科学者の中野信子先生が「怒りと上手に付き合う」ための親子トレーニングを教えます。

モヤモヤを言語化して書き出す!

モヤモヤしているときは、負の感情が頭の中でぐるぐる回っている状態です。本来、自分のために使うはずの貴重な時間とエネルギーが、嫌なことや嫌な相手に奪われてしまうのはもったいないことです。

そんなときは、抱えている問題を分解してみましょう。子どもと一緒に、「何が嫌だった?」「どこが困った?」「それはいつから?」とほどいていきます。そのとき、「それが悔しかったんだね」「不公平だと感じたんだね」と理解を示すだけでも、子どものモヤモヤは解消されていくでしょう。さらに、出てきた言葉を紙に書き出します。「見える化」することで、モヤモヤの正体がはっきりします。

子どもの勉強を見ている母親
写真=iStock.com/miya227
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そして、出てきた内容を「自分でできること」と「自分ではできないこと」に分けて整理すると、モヤモヤを自分で対処できる問題に変えられます。ここまでできたら、気持ちもすっきりするはず。これは一生使えるセルフコントロールの技術です。

※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。