1.エアコン「消すよりつけっ放しがお得」になる境界線
「エアコンの電気はこまめに消す」がこれまでの常識でしたが、最近のエアコンは「つけっぱなしにしておいたほうがお得」になっています。
ダイキンの実証実験によると、日中9時から18時の時間帯なら、30分間であれば、こまめに電気を消すよりもつけっ放しにするほうが終日電力量は少ないという結果になっています。なぜなら、省エネが進んでいる今のエアコンでは、電気のスイッチを入れた立ち上がり時がもっとも電気代がかかり、その後のランニングコストは極めて低くなっているからです。なので、電気をこまめにつけたり消したりしていると、もっとも電気代がかかる状況が続くことになり、余計に消費電力がかかることになってしまうのです。さらに今は、こまめな温度調節よりも、「自動運転」が最強の節電方法になっています。
また、冷気は下に降りてくるので、冷たい風を自分に向けるより、風向きを水平かやや上向きにして、天井付近から冷気を下げて部屋全体を効率的に冷やしたほうが電気代が約3割も安くなると言われています。
2.太陽光発電設置費用は13年で3割以上値下がり
電気代が上がれば上がるほど、自分の家に太陽光パネルを設置して自家発電するメリットは大きくなっていきます。しかも、東京電力エナジーパートナーによれば、容量5kwの太陽光発電を導入すると、2012年の設置費用は平均215万5000円でしたが、これが2025年には144万5000円と、13年で3割以上安くなっています。
屋根などでつくった電気を電力会社に売るときの売電価格(10kw未満)は、13年前の42円から2026年は平均14.6円(設置4年目までは24円)と大きく値下がりしてしまいましたが、電気代がうなぎ登りに上がっていきそうな現状では、自分の家で使う電気を賄うだけでもかなりのメリットがあります。しかも、太陽光発電には国だけでなく、都道府県、市区町村とかなり幅広く補助金を出しているケースが多く、要件を満たせば併用可能なので最大で100万〜200万円以上の補助を受けられるケースもあります。