「ニッポンを元気にする!」をテーマとして開催された今回のプレジデントフォーラム。そのなかでは、産業や暮らしの未来を予測する7つの「業界セミナー」も実施された。

参加企業が発信したメッセージは、以下に紹介しているとおり多彩。住まいや健康といった日常生活に密着したテーマ、一方グローバルやイノベーション、環境活動、観光産業、M&Aという今後の日本経済にとって重要なテーマがそれぞれ独自の切り口から語られた。

「日本のこれから」を考えるときに重要なことの一つは、“現在の最先端”を正しく理解することだろう。その意味において、今回の業界セミナーはとても有益だったに違いない。いずれにおいても、業界をリードする企業が現場の状況を交えながら、ビジネスや経営などの最前線を語ってくれたからだ。

また今回のフォーラムでは、ビジネスパーソンのオンタイム、そしてオフタイムを充実させる製品なども展示された。

多くの来場者に示唆を与えた業界セミナーと展示を以下に紹介する。



■セミナー

ジェイティービー
積水ハウス
日本新薬
GCAサヴィアン
KDDI
東京ガス
日本アイ・ビー・エム

■展示
トヨタ自動車
オムロン ヘルスケア
パイロット
三井住友カード


セミナー

ツーリズムの“新たな力”が日本経済を元気にする

●ジェイティービー
日本の成長産業の一つとして期待されるツーリズム(観光産業)。さらなる進展を実現するため、乗り越えるべき課題はどこにあるのか。またその解決策は──。業界を牽引するJTBのトップが今後の戦略を語った。

もう始まっている、ゼロ・エネルギー・ハウスの暮らし

●積水ハウス
2020年までに新築住宅の標準をゼロ・エネルギー・ハウスにするという国策を前倒しで進める積水ハウス。その先進的な環境戦略「グリーンファースト ゼロ」について、中心的役割を果たす環境推進部長が解説した。

男を磨く 40歳からの健康法

●日本新薬
40~50代の働き盛りのビジネスパーソン。彼らの男性ホルモンが低下しているという。男性更年期障害、糖尿病、ED。リスクを回避し、健康的で活気あふれる毎日を送るためのポイントを専門医が明快に解説した。