なぜ甘いお菓子をやめられないのか
甘いお菓子を食べたときには、「おいしい」「幸せ」「ほっとする」など、なんともいえない幸福感を覚えます。また、元気も出ます。
この幸福感や元気な感覚がくせもので、「いつも食べていたい」「もっと食べたい」という中毒性をもたらします。
この感覚は血糖値の上下が関係しています。
血糖値は上がり過ぎても下がり過ぎてもよくありません。
血糖値が急激に上がると「セロトニン」という幸せホルモンが分泌されます。
その後、脳は血糖値を下げようと「インスリン」というホルモンを分泌させます。しかし、血糖値が急激に上昇すると、脳はインスリンを出し過ぎてしまうのです。
そうすると、今度は下がり過ぎてしまい低血糖の状態になります。低血糖になると、再び元気を取り戻したくなり、また幸福感を味わいたくなり、脳が「また血糖値を上げたい」と考えます。その結果、再び糖質を欲するのです。
これが中毒になってしまう流れです。
ちなみに、この血糖値の急激な上下が「血糖値スパイク」と言われる状態です。
しょっぱいスナック菓子にも老化リスク
ポテトチップス、ポップコーン、おかき、せんべいなどの、しょっぱいスナック菓子も老化を招く食べ物です。
甘くないので大丈夫だろうと思われているかもしれませんが、これらの原材料も小麦や米、とうもろこしといった穀類なので、食べると血糖値が上がり、体内のAGEを増やしてしまいます。
さらにこうしたスナック菓子は、加工される過程で、発がん性が高い、超悪玉のAGEである「アクリルアミド」のリスクが潜んでいるので要注意です。
アクリルアミドは、もともとは工業用に使われていた物質で、発がんや繁殖障害を起こすことが知られていました。公害問題として調べていたスウェーデンで、食品のなかにもアクリルアミドが存在することが偶然わかり、世界中に衝撃が広がったのです。
詳しく調べた結果、原材料に含まれている「アミノ酸(アスパラギン)」と「果糖やブドウ糖」などが、120度以上の高温で加熱されることで化学反応を起こして発生することがわかりました。