子どもに「早く寝なさい」は効果がない

一つは「ロジックで伝える」。

成田奈緒子、上岡勇二『その「習慣」が子どもの才能をダメにする』(SB新書)
成田奈緒子、上岡勇二『その「習慣」が子どもの才能をダメにする』(SB新書)

科学的根拠とともに、なぜ睡眠が大事なのかを伝えます。本書で説明している「からだの脳」→「おりこうさんの脳」→「こころの脳」という脳の発達のプロセス、「からだの脳」がしっかりしていないと「おりこうさんの脳」もうまく育っていかないことを説明してあげてください。

脳がきちんと機能するためには、睡眠を軽視してはいけないのです。子ども自身が納得できれば、行動を変えることもできるはずです。

もう一つは、「早起きするメリットを作る」。

遅い時刻に寝る生活パターンができてしまっていると、早く寝ようとしてもなかなか寝付けません。寝付けないから結局いつも通りの時刻に寝て、早起きもできない。

このパターンを断ち切るためには、とにかくいったん早起きする必要があります。早起きして活動すれば、その日は早めに眠くなるでしょう。

ベッドで起きる子供
写真=iStock.com/takasuu
※写真はイメージです

早起きするメリットとして、ゲームが好きな子なら「朝の時間ならいくらでもゲームをしていい」ということにするのもアリです。朝の時間に楽しみを作って、早起きするところから始めてみてください。