生物学一家でもある天皇家の継承

生物学の研究は天皇家の伝統でもある。よく知られているように、昭和天皇はヒドロ虫(ヒドロゾア)類や粘菌の研究を行い、相模湾では新種を発見している。皇居内には昭和天皇が研究をするために、「生物学御研究所」が設けられたほどだった。これは現在、東京・立川の国営昭和記念公園に移築されている。

皇太子時代の昭和天皇(東京・赤坂御所の生物学研究室にて)
皇太子時代の昭和天皇(東京・赤坂御所の生物学研究室にて)(写真=PD-Japan-oldphoto/Wikimedia Commons

昭和天皇の生物学への関心は現在の上皇にも受け継がれ、ハゼ類の研究を行ってきた。さらには秋篠宮にも、そして悠仁親王にまで伝えられてきた。その面でも、悠仁親王が生物学を志すのは自然である。天皇家は生物学一家でもあるのだ。