松下幸之助も80歳のときに「120歳まで生きる」と

「先を見ることで希望を持つ」習慣は、優れた成果を出す人に共通しています。

たとえば、大リーガーのイチローは50歳まで現役を続ける! と公言しています。現在43歳のイチローは出場機会こそ減っていますが、進化を続けています。少なくとも日々の努力を怠っていません。

高田氏の自著『伝えることから始めよう』(東洋経済新報社)には働き方のポリシーのほか、「人にきちんと伝わるコミュニケーション」の方法などが書かれている。

高田さん同じ社長経験者で言えば、松下幸之助さんも80歳を超えたときに「120歳まで生きる」と講演でお話されていたのを記憶しています。もともと体が弱かった松下さんが、94歳まで生きられたのもそうした先に希望を見る思考習慣があったからではないでしょうか。

一見、常識ではありえないと思える夢を持ち、今を最高に生きる姿勢は、私たちも見習いたいものです。

以上、高田さんの講演で私の心に響いたことの一部をご紹介しましたが、高田さんの人柄や仕事に対する思いをもっと知りたいという方には、前出の著書『伝えることから始めよう』をおすすめします。

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