2014年9月29日(月)

なぜ、「明日からやろう」と毎日毎日思うのか?

得する習慣、損する習慣【10】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
古川 武士 ふるかわ・たけし
習慣化コンサルティング代表取締役

古川 武士

日立製作所を経て2006年独立。「習慣は第二の天性」をモットーに、社員研修・コンサルティング・個人向けセミナーなどをおこなっている。著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(いずれも日本実業出版)など。

執筆記事一覧

習慣化コンサルタント 古川武士=文
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先延ばしは、「サイコロステーキ」発想で解決できる

上司へのミスの報告、初めての仕事、家の掃除、英語の勉強……。私たちは「なぜ、先延ばししてしまうのでしょうか?」

先延ばしは、ある行動を起こすことに対して心理的な負荷(ストレス)を感じるときに、その行動を先送りすることです。誰でも、面倒だと思う仕事、苦手な仕事、失敗するリスクがある仕事、怒られるかもしれない報告には少なからずストレスを感じます。

ストレスはほどよくある分にはいいのですが、自分の一定レベルを超えたときには好ましくない状態になります。その状態によって心理的負担が大きくなると、私たちは先送りすることで緊張状態を減らそうとします。

つまり、心理的な意味を考えれば、先延ばしにも一分の理はあるということです。

しかし、先延ばし行動が決して良いと言っているわけではありません。先延ばししていられない状況や、先延ばしすることで問題が生じることもあるでしょう。

まず、結論から言うと先延ばしを感じる対象そのものには何も問題はありません。あなたのその作業に対する捉え方・解釈がストレスを生み出しているのです。

よって、ある行動からストレスを感じるかどうか、またストレスのレベルは、人それぞれの解釈によって違ってきます。たとえば、報告書を書くことが苦痛きわまりない人もいれば、大して苦痛を感じない人もいるでしょう。

結婚式のスピーチも、一週間前から緊張を感じる人もいれば、当日楽しみながら話せる人もいます。この違いは捉え方・解釈の違いです。

解釈、捉え方は自分でコントロールできます。だからこそ先延ばしは、解釈を変えて、ストレスレベルを下げることで解消できます。

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