楽天証券のNISAでポイントを貯めよう!還元率や貯めたポイントの使い方も解説
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楽天証券でNISA口座を開設したものの、楽天ポイントの効果的な貯め方や具体的な使い方が分からないという人もいるだろう。

楽天証券のNISAでは、楽天カードを使って投資信託のクレカ積立をしたり、オリジナルの投資信託を保有したりすることで、楽天ポイントを貯められる

貯めたポイントは「ポイント投資」というサービスで投資信託や株式の購入に使用できるほか、楽天証券でポイント投資をすれば、楽天市場で貯められるポイントの還元率アップも狙える。

本記事では、楽天証券のNISAでポイントを貯める具体的な方法と還元率、貯めたポイントの使い方を分かりやすく解説する。

楽天証券でNISAを徹底的に使いこなし、楽天ポイントを貯めながらお得に資産形成していこう。

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楽天証券のNISAでポイントを貯める方法

楽天証券のNISAでポイントを貯める方法としては、「楽天カードでクレカ積立をする」「楽天キャッシュを使って投資信託の積立買付をする」「楽天証券オリジナルの投資信託を保有する」の3つがある。

楽天カードでクレカ積立をする

クレカ積立とは、クレジットカード決済で投資信託の積立買付をするサービスのことだ。

クレカ積立_楽天カード.png

決済方法をクレジットカードにすることで、投資資金を証券口座へ入金する手間が省ける上、クレカ積立の月の上限額である10万円までの積立金額に対して、ポイントを貯められるメリットがある。投資信託積立をする人はクレカ積立を使わない手はない。

クレカ積立に利用できるカードは証券会社によって異なり、楽天証券では楽天カード株式会社が発行するクレジットカード(提携カード含む)が対象となっている。ポイント還元率はカードランクが上がるほど高くなる。

■楽天証券のクレカ積立におけるポイント還元率 楽天カードクレカ積立還元率.jpg
※2024年9月7日現在

毎月の積立金額が7万3,334円以上の人は、年会費2,200円(税込み)の楽天ゴールドカードがおすすめだ。

月7万3,334円積み立てた場合、ゴールドカードで貯められるポイント数は1年間で6,600ポイントになる。これは、同金額を年会費無料カードで積み立てた場合に貯められるポイント数(4,392ポイント)よりも2,208ポイント多く、年会費を支払ったとしてもお得になる計算だ。

具体的な獲得ポイント数については以下の表も参考にしてほしい。

クレカ積立する楽天カードの選び方
  • 毎月の積立金額が7万3,334円未満の人…楽天カード
  • 毎月の積立金額が7万3,334円以上の人…楽天ゴールドカード
■年会費カードと年会費有料カードの年間獲得ポイント数比較
積立額 楽天カード
年会費無料
楽天ゴールドカード
年会費2,200円(税込み)
楽天プレミアムカード
年会費1万1,000円(税込み)
月7万3,334円 4,392ポイント 6,600ポイント 8,796ポイント
月10万円 6,000ポイント 9,000ポイント 12,000ポイント

楽天プレミアムカードについては、クレカ積立のポイント還元だけでは年会費をペイできない。ただし、世界145カ国にある1,500カ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」を無料で使える点はプレミアムカードならではのメリットだ。よく海外旅行をする人は、楽天プレミアムカードを検討してもよいだろう。

楽天キャッシュで投資信託の積立買付をする

さらに、楽天証券では楽天キャッシュを使った投資信託の積立買付でもポイントを貯められる。

楽天キャッシュにおける月間積立額の上限は5万円となっており、クレカ積立と合わせると、月に最大15万円分の積立額に対してポイントを貯めることが可能だ。

楽天キャッシュとは?

楽天カードや銀行口座などからチャージできるオンライン電子マネー。街での買い物やネットショッピングに利用できる。

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楽天キャッシュによる投資信託の積立買付でポイント還元を受けるには、楽天カードでチャージする必要がある点には注意しよう。

保有残高に対してポイントが貯まる投資信託を選ぶ

楽天証券では投資信託の保有残高に対しても、楽天ポイントが進呈される。

対象銘柄(6本)とポイント還元率は次のとおりだ。

■対象銘柄とポイント進呈率
銘柄 ポイント還元率
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド 年率0.017%
楽天・S&P500インデックス・ファンド 年率0.028%
楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド 年率0.033%
楽天・日経225インデックス・ファンド 年率0.053%
楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド 年率0.05%
楽天・SOXインデックス・ファンド 年率0.05%
※2024年9月9日現在

基本的に、投資する銘柄はポイント進呈率ではなく、「どの市場に投資するか」「リスク分散をどう行うか」など、自分の投資方針から選ぶべきだ。その上で、上記銘柄が自分の投資方針と合致する場合は、ポイント還元率も加味して、購入対象としてもいいだろう。

銘柄の選び方はこちらの記事も参考にしてほしい。

\楽天ポイントが貯まる/

楽天証券のNISAでポイントを使う方法

楽天証券のNISAでは、楽天ポイントを貯めるだけではなく、ポイントで金融商品を購入する「ポイント投資」もできる。

ここからはポイント投資の対象商品や、ポイント投資をするメリットについて説明する。

楽天証券のNISAでポイント投資できる金融商品

楽天証券のNISAでは、投資信託・日本株・米国株(現物・円貨)をポイントで購入できる。主要ネット証券の中で、これら全ての商品にポイント投資できるのは楽天証券だけだ(※)。

※主要ネット証券とは楽天証券、SBI証券、マネックス証券、auカブコム証券、松井証券を指す。


■各ネット証券のポイント投資対応商品
商品 楽天証券 SBI証券 マネックス証券 auカブコム証券 松井証券
投資信託 △(3銘柄のみ対象)
日本株 × △(プチ株のみ対応) ×
米国株(現物・円貨) × × × ×
※2024年9月9日現在

ただし、ポイント投資に使えるのは通常ポイントに限られている。期間限定ポイントや、他ポイントから交換した楽天ポイントは利用できない点には注意しよう。

ポイント投資すると楽天市場の還元率アップが狙える

楽天証券でポイント投資をすると、楽天市場でのポイント還元率アップも狙える。

これは楽天銀行と楽天証券を連携させる「マネーブリッジ」と「楽天ポイントコース」を設定している人が対象のサービスとなっている。

楽天証券で投資信託を月3万円以上購入(※)することで、当月の楽天市場での買い物の還元率がプラス0.5倍になる。さらに、月3万円以上の米国株円貨決済(※)で還元率がプラス0.5倍となり、合計でプラス1倍のポイント還元を狙える。

※購入の際に1ポイント以上利用することが条件。


投資信託や米国株を月3万円以上購入する予定がある人は、本サービスを利用して楽天市場でのポイント還元率アップを狙ってみてはいかがだろう。

\ポイント投資できる商品が豊富/

楽天証券でのポイント投資の始め方

ここからは、楽天証券で投資信託・日本株・米国株にポイント投資する方法について、取引画面付きで解説する。

ポイント投資の流れは以下のとおりだ。

楽天証券でポイント投資をする流れ.png

注意点としては、投資方法によっては取引ごとのポイント数指定ができないことが挙げられる。投資信託のスポット購入の場合、取引ごとに利用するポイント数を指定できるが、その他の取引の場合は、毎月利用するポイント数の上限しか指定できない。

以上を踏まえた上で、ポイント投資の方法について詳しく解説する。

ポイントコースの設定方法

ポイント投資をするにはまず、ポイントコースを「楽天ポイントコース」に設定する必要がある。

楽天証券のマイページにある「マイメニュー」をクリックし、画面右側に表示される「ポイント・SPU」をクリックする。

ポイントコースの画面が表示されたら、「楽天ポイントコースへの変更・SPU利用はこちら」をクリック。現在のコースが「楽天証券ポイントコース」になっている場合は「コース変更する」を選択する。

同意書面が表示されるので、同意ボタンにチェックを入れる。楽天会員のログインページが表示されるので、ユーザIDとパスワードを入力してログインする。

最後に取引暗証番号を入力して「設定する」をクリックしたら、ポイントコースの変更手続きは完了だ。

ここからは、商品別にポイント投資の手順を説明する。

投資信託の購入方法

ポイントで投資信託を購入する方法を、スポット購入と積立投資に分けて説明する。

スポット購入

マイページのメニューから「投資信託」をクリックし、購入する投資信託を選択する。

画面左上の「探す・購入」や「投資スーパーサーチ」をクリックすると、銘柄を検索できる。

購入する銘柄が決まったら、「購入」をクリックする。

各種書類を確認したら、買付金額を入力する。

「ポイント利用」をクリックする。

ここで使いたいポイント数を入力する。「全て使う」を選択すれば、保有するポイントが全て買付金額に充てられる。

購入する口座の種類と分配金コースを選択したら、取引暗証番号を入力する。

「注文する」をクリックしたら、購入手続きが完了する。

積立投資

ポイントで投資信託を積立買付する方法を解説する。

まず、楽天証券のマイページにログインし、マイメニューの「ポイント・SPU」をクリックする。

楽天ポイントコースの「投資信託 積立」をクリックする。

ポイント利用設定画面が表示されるので「利用する」をクリックし、希望のポイント数(毎月の利用上限)を入力する。

入力が完了したら、下にスクロールして「設定する」をクリックする。完了画面が表示されたら、ポイント利用設定の手続きは完了だ。

なお、毎月のポイント利用上限数は、同じくマイメニューの「ポイント設定・SPU」」で、後から変更できる。

ポイント利用設定が完了したら、銘柄の購入手続きに移る。

まずは、マイメニューで「投資信託」をクリックする。

購入したい銘柄を選んだら、「積立設定」をクリックする。

口座区分が表示されるので、自分が投資したい口座を選ぶ。

次に、購入資金の引き落とし方法を選択する。

引き落とし方法を選んで画面を下にスクロールすると、ポイント利用の設定画面に遷移する。

ポイント利用上限数を確認したら、「次へ」をクリックし、積立金額を入力する。

積立金額を入力したら分配金コースを選択する。分配金コースには「再投資型」と「受取型」の2種類ある。再投資型とは分配金を受け取らず投資に回すタイプのことで、受取型とは分配金を現金として受け取るタイプのことだ。

長期で資産形成したい場合は「再投資型」を選ぶのがおすすめだ。

「次へ」をクリックし、目論見書など、各種書類を確認しよう。

最後に、取引暗証番号を入力して「注文する」をクリックすると手続きが完了する。

日本株の購入方法

ポイントで日本株を購入する方法を解説する。

まず楽天証券のマイページにログインし、マイメニューの「ポイント・SPU」をクリックする。

楽天ポイントコースの「国内株式 現物・積立」をクリックする。

ポイント利用設定画面が表示されるため「利用する」をクリックし、毎月の利用ポイント上限数を入力する。利用ポイント数に上限を設けない場合は、「全ての利用可能ポイントを使う」を選択する。

入力が完了したら、下にスクロールして「設定する」をクリックする。以下の画面が表示されたら、ポイント利用設定の手続きは完了だ。

ポイント利用設定が完了したら、銘柄の購入手続きに移る。

まず、マイメニューの「国内株式」をクリックする。

購入したい銘柄を選んだら、「買う」をクリックする。

購入する銘柄の数量と口座区分、取引暗証番号を入力し、画面にある「注文内容を確認する」をクリックする。

これで、日本株のポイント投資の手続きは完了だ。

米国株の購入方法

ポイントで米国株を購入する方法を解説する。

まずは、楽天証券のマイページにログインして、マイメニューの「ポイント・SPU」をクリックする。

次に、楽天ポイントコースの「米国株式 円貨決済」をクリックする。

ポイント利用設定画面が表示されるため「利用する」をクリックし、毎月の上限数を入力する。ポイント利用に上限を設けない場合は、「全ての利用可能ポイントを使う」を選択する。

入力が完了したら、下にスクロールして「設定する」をクリックする。以下の画面が表示されたら、ポイントコースの利用設定手続きは完了だ。

ポイントコースの利用設定が完了したら、銘柄の購入手続きに移る。

まずは、マイメニューから「米国株式・米国ETF」をクリックする。

購入したい銘柄を選んだら、「買う」をクリックする。

購入する銘柄の数量や注文方法、口座区分、取引暗証番号などを入力したら、注文手続きは完了だ。

なお、ポイント投資の対象となるのは「円貨決済」のみのため、決済方法は「円で買う」をクリックする必要がある。

楽天証券のポイントに関するよくある質問

楽天証券のポイント利用設定は1ポイントから可能?
楽天証券は対象銘柄について、1ポイントからポイント投資が可能だ。
ただし、取引ごとに利用するポイント数を指定できるのは投資信託のスポット購入のみとなっている。
投資信託の積立買付や日本株・米国株の購入では、毎月の利用上限ポイント数は設定できるが、個別の取引ごとのポイント数は指定できないので注意しよう。
楽天証券でポイントが進呈されないのはなぜ?いつ進呈される?
楽天証券のポイントは進呈されるまでにタイムラグがある。例えば、投資信託の保有残高に対して進呈されるポイントは、毎月の月間保有金額に対して翌々月末に進呈される。
■投信残高ポイントプログラムのポイント進呈タイミング 楽天_ポイント付与イメージ.png
画像引用:楽天証券
一方、楽天カードを利用したクレカ積立によるポイントは、積立指定日の同月15日前後に付与される。ポイントの獲得履歴は、「楽天Pointa Clubサイト」にログインすれば、「ポイント実績」の画面から確認できる。
楽天証券の投信積立は楽天キャッシュと楽天カードのどっちがお得?
年会費無料の楽天カードなら、楽天キャッシュとポイント還元率は変わらないが、年会費有料カードを利用するなら、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードのほうがお得だ。楽天キャッシュによる投資信託買付はポイント還元率が一律0.5%であるのに対し、楽天カードを使ったクレカ積立は、カードの種類によってポイント還元率が0.5%〜1.0%までアップする。積み立てられる金額も、楽天カードの方が高い。
項目 楽天キャッシュ 楽天カード(クレカ積立)(※1)
ポイント還元率 0.5% 楽天カード:0.5%楽天ゴールドカード:0.75%楽天プレミアムカード:1.0%
積立の上限額 月5万円 月10万円
※2024年9月10日現在
※1…代行手数料が年率0.4%(税込み)以上の投資信託は上記カードの種類にかかわらずポイント還元率が1.0%
楽天ポイントが貯まるお得なキャンペーンは?
楽天証券では2024年9月10日現在、以下のキャンペーンを開催している。
①クイズに正解して楽天証券を始めるともれなく2,000ポイント当たる
クイズに正解し、口座開設と初期設定、さらにマイナンバーの登録を完了すると、もれなく2,000ポイントが受け取れる。キャンペーンページでクイズに回答し、口座開設手続きを進めよう。
②抽選で5万円相当の景品が当たる「NISAで真夏のお宝ハンティングキャンペーン」
新NISA口座開設後につみたて投資枠で3,000円以上の積立設定(2024年9月30日までに約定)し、成長投資枠で国内株式や外国株式、投資信託を買い付けると、抽選で5万円相当の景品が当たる。抽選に外れた人の中から1万人に200ポイントが当たるWチャンスもある。
この他にも、楽天銀行口座を同時開設したり、投資信託の積立銘柄を増やしたりすることで現金が進呈されるキャンペーンも開催されている。気になる人は公式サイトから最新情報をチェックしよう。