【徹底解説】楽天証券での新NISAつみたて投資枠(旧つみたてNISA)の始め方|口座開設〜銘柄の買い方・おすすめ設定
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楽天証券は、NISAの口座数が1,000万を超える人気のネット証券会社だ(2024年9月現在)。

楽天証券の新NISAつみたて投資枠(旧つみたてNISA)で取引を始めようとして手続きを進めている最中の人もいるだろう。

証券口座をはじめてネットで開設する場合、手続きの最中に見慣れない用語が出てきて、何を選択するべきか分からなくなるのはよくあることだ。

特に、楽天証券は口座開設時に楽天の関連サービスの申し込み有無を選択する必要があり、戸惑う人も多く見受けられる。

そこで本記事では、楽天証券の新NISA口座開設方法とつみたて投資枠での銘柄の買い方を画像つきで分かりやすく解説する。

記事後半ではお得なキャンペーンと口座開設後のおすすめ設定についても紹介するので、ぜひ活用してほしい。

目次

  1. 新NISAの口座開設の流れ|楽天証券での始め方の手順は?
    1. ①メールアドレスの登録
    2. ②本人確認書類の提出
    3. ③名前や住所の入力
    4. ④特定口座・NISA口座の選択
    5. ⑤楽天サービスの申し込み有無の選択
    6. ⑥パスワードの設定
  2. 楽天証券のNISA利用者必見!5万円の景品が当たるキャンペーン開催中
  3. 楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)での投資信託の買い方
    1. ①楽天証券にログインする
    2. ②投資する銘柄(ファンド)を選ぶ
    3. ③積立設定する
    4. ④目論見書を確認する
  4. 【新NISAを始める前に】楽天証券のおすすめ設定
    1. クレカ積立用のクレジットカードを登録する
    2. 楽天銀行と連携する
  5. 楽天証券の新NISAでよくある質問

新NISAの口座開設の流れ|楽天証券での始め方の手順は?

まずは、楽天証券で新NISA口座を開設する流れを見ていこう。手順は次のとおりだ。

楽天証券で新NISAを始める方法.png

それぞれについて、詳しく説明していく。

①メールアドレスの登録

まず、楽天証券の公式サイトから「今すぐ口座開設する」(スマホサイト)「NISA口座開設はこちら(無料)」(PCサイト)を選択する。

\人気のNISA口座/

楽天_LP画面.png
画像引用:楽天証券公式サイト

楽天会員登録の有無を選択する画面が表示される。

楽天_口座申込フロー.jpg
画像引用:楽天証券公式サイト

楽天会員の場合は「楽天会員の方」を選択することで、登録しているメールアドレスなどの情報が自動入力される。楽天会員でない場合はメールアドレスを入力する。

楽天_メール登録.png
画像引用:楽天証券公式サイト

登録したメールアドレスにURLが届くURLをクリックすると登録手続きに進む。

②本人確認書類の提出

本人確認の画面に遷移するため、国籍と提出する本人確認書類を選択する。

楽天_本人確認書類.jpg
画像引用:楽天証券公式サイト

本人確認書類の提出方法には、「スマホで本人確認」と「書類アップロードで本人確認(スマホまたはPC)」の2種類がある。

スマホで本人確認を選べば、その場で本人確認書類と顔写真を撮影し、アップロードするだけで口座開設が完了できるためおすすめだ。

さらに、マイナンバーカードを本人確認書類として撮影すれば、口座開設後の初期設定時に必要なマイナンバーカード登録を省略できる。

■本人確認書類の提出方法
本人確認方法 本人確認書類 初期設定時のマイナンバー登録
スマホで本人確認 マイナンバーカード 不要
運転免許証 必要
書類アップロードで本人確認(スマホまたはPC) マイナンバーカード運転免許証住民票の写しなど 必要

③名前や住所の入力

本人確認書類の提出が終わると、名前や住所などの入力画面に遷移する。

楽天会員の場合は自動で情報が入力される。ただし、提出した本人確認書類の内容と情報が一致しない場合は口座開設に時間を要することもあるため、内容に誤りがないか確認しよう。

楽天_情報入力.jpg
画像引用:楽天証券公式サイト
楽天_情報入力詳細.jpg
画像引用:楽天証券公式サイト

④特定口座・NISA口座の選択

特定口座の選択画面になると、3つの選択肢が表示される。会社員などで源泉徴収されており、確定申告を自分で行う必要がない人は「開設する(源泉徴収あり)」を選択するとよい。

確定申告を行う必要がある場合は「開設する(源泉徴収なし。確定申告が必要)」を選択する。

楽天_納税方法選択.png
画像引用:楽天証券公式サイト

NISA口座は「開設する」を選択する。

楽天_nisa口座開設有無.png
画像引用:楽天証券公式サイト

なお、NISA口座を同時に開設できるのは一つの金融機関のみとなっている。もし、すでにほかの銀行や証券会社でNISA口座を所有している場合は「他社から乗り換える」を選択しよう。

⑤楽天サービスの申し込み有無の選択

最後に他の楽天サービスの申し込み有無を選択する。

楽天_銀行口座申し込み有無.png
画像引用:楽天証券公式サイト

選択が必要なサービスは、「楽天カード」、「楽天銀行」、「楽天FX」、「信用取引口座」の4つだ。

このうち、楽天カードと楽天銀行は証券口座と同時に申し込むのがおすすめだ。

楽天カードを使って新NISAつみたて投資枠で投信積立をすることで、月10万円までの積立金額に対してポイント還元を受けられる。証券口座へ入金する手間も省けるので、使わない手はないだろう。

また楽天銀行も、楽天証券と口座を連携する「マネーブリッジ」の登録をすれば、資金移動がスムーズにできる。普通預金残高300万円以下の部分の金利が通常の5倍となるメリットもある。

一方、楽天FXと信用取引の口座に関しては、新NISAの取引のみを考えている人にとっては不要だ。後からでも申し込みできるため、必要になった際に口座を開設するとよいだろう。

⑥パスワードの設定

最後に楽天証券にログインする際のパスワードを設定して、重要書類へ同意したら手続きは完了する。

審査完了後、最短翌営業日にログインIDがメールで送付され、各口座で取引できるようになる。

\簡単6ステップで始められる/

楽天証券のNISA利用者必見!5万円の景品が当たるキャンペーン開催中

楽天証券では9月30日まで、抽選で5万円分の景品が当たる「NISAで真夏のお宝ハンティングキャンペーン」を開催中だ。

楽天証券の新NISAで投資する人は、口座開設完了後に公式サイトからエントリーしよう。

新NISA口座のつみたて投資枠で3,000円以上の積立設定(2024年9月30日までに約定)をし、成長投資枠で国内株式や外国株式、投資信託を買い付けることで、抽選に参加できる。

「お買いものパンダグッズコース」、「体験カタログコース」、「ポイントコース」のいずれかを選んで応募すると、抽選で5万円相当の景品が当たる。抽選で外れた場合も、Wチャンスで200ポイント当たる可能性がある。

\キャンペーンは9月まで/

楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)での投資信託の買い方

楽天証券の新NISAつみたて投資枠で投資信託を購入するには、スマホやPCのブラウザから取引する必要がある。

楽天証券には、日本株や米国株を取引できるスマホ株アプリ「iSPEED」があるが、投資信託の購入はできないので注意しよう。

ここからは、ブラウザから楽天証券の新NISAつみたて投資枠で投資信託を買い付ける方法を紹介する。

①楽天証券にログインする

まず、楽天証券の公式サイトにログインする。

楽天_ログイン.png
画像引用:楽天証券公式サイト

②投資する銘柄(ファンド)を選ぶ

トップページからNISAを選択し、銘柄の検索画面を開いて投資する銘柄(ファンド)を選ぶ。

楽天_nisa.jpg
画像引用:楽天証券公式サイト

すでに投資する銘柄が決まっている場合は、ファンド名で検索しよう。銘柄が決まっていない場合は上部の「探す」から検索するとよい。

楽天nisa_探す.png
画像引用:楽天証券公式サイト
楽天_銘柄選択.jpg
画像引用:楽天証券公式サイト

銘柄を選択すると、以下の画面が出てくるので、「積立設定」を選択する。

楽天_積立銘柄選択.png
画像引用:楽天証券公式サイト

③積立設定する

「積立設定」を選択し、毎月の積立金額を入力する。

楽天nisa_積立金額設定.png
画像引用:楽天証券公式サイト

金額入力後、引き落とし方法を選択する。おすすめはポイントが貯まる「楽天カードクレジット決済」もしくは「楽天キャッシュ(電子マネー)」だ。

楽天nisa_引落方法選択.png
画像引用:楽天証券公式サイト

クレジットカード決済の場合、「積立指定日」は選択できずあらかじめ設定された日にちとなる。

楽天カードの投資信託積立買付日
  • 2021年6月19日以前にはじめて積立をした場合:毎月1日(固定)
  • 2021年6月20日~2024年8月24日にはじめて積立をした場合:毎月8日(固定)
  • 2024年8月25日以降にはじめて積立をした場合:毎月12日(固定)

楽天キャッシュ、もしくは楽天銀行マネーブリッジを選択した場合は毎月1日〜28日の中から日付を指定する。

その他金融機関を選択した場合、毎月7日か24日を選択できる。また、特定の月に積立金額を増やす「ボーナス設定」も可能だ。

④目論見書を確認する

全ての設定が完了すると、目論見書の確認画面になる。

目論見書とは投資信託の説明書で、投資の判断に必要な重要事項が書かれているため、購入前に一度目を通しておこう。

楽天nisa_目論見書確認.png
画像引用:楽天証券公式サイト

確認が終わると、積立決済の手続き完了画面に遷移し、操作は完了だ。

【新NISAを始める前に】楽天証券のおすすめ設定

楽天証券で新NISAを始める前にしておくべき設定を2つ紹介する。

楽天証券の必須設定.png

クレカ積立用のクレジットカードを登録する

楽天証券の新NISAつみたて投資枠で投信積立をするなら、クレカ積立用のクレジットカードを登録しておこう。

クレカ積立とは、投資信託の積立投資をクレジットカードで決済することで、積立金額に応じたポイントが貯められるサービスだ。

クレカ積立とは_楽天カード.png

決済方法をクレジットカードにするだけで入金の手間が省略でき、ポイントを貯められるため、投資信託の積立投資をする人は使わない手はない。

楽天証券は楽天カードによるクレカ積立に対応しており、銘柄やカードの種類に応じて積立金額の0.5%〜1.0%の楽天ポイントが付与される

楽天カード_クレカ積立.jpg

例えば、通常の楽天カードで毎月3万円のクレカ積立を続ければ、1年間で1,800ポイントを獲得できる。

クレジットカードの登録手続きは公式サイトから行うことが可能だ。

マイメニューの「お客様情報の設定・変更」から、各商品に関する設定の「投資信託」を選択。

楽天_投資信託.jpg
画像引用:楽天証券公式サイト

「投信積立:引落設定」画面の楽天カードクレジット欄にある「変更」ボタンから、クレジットカード情報を登録できる。

楽天_クレカ登録.png
画像引用:楽天証券公式サイト

楽天銀行と連携する

楽天銀行との連携も、新NISAを始める前にやっておきたいおすすめの設定だ。

楽天銀行の口座を開設して楽天証券と連携する「マネーブリッジ」に登録すると、次の3つのメリットを得られる。

マネーブリッジの3つのメリット
  • 資金移動の手間が省ける
  • 高金利で預金できる
  • 楽天ポイントが貯まりやすくなる

通常、楽天証券で金融商品を購入するには銀行口座から証券口座に資金を移動する必要がある。

マネーブリッジの登録をすれば、楽天銀行の預金残高が自動で証券口座残高に反映されるため、資金移動の手間をかけずに取引ができる。

また、マネーブリッジの登録をすると、楽天銀行の普通預金金利が通常の最大5倍にアップする。

そのため、銀行預金でできるだけ多くの利息を受け取りたい人にも、楽天証券と楽天銀行の連携はおすすめだ。

さらに、マネーブリッジの登録をして「ハッピープログラム」にエントリーすれば、楽天ポイントも貯まりやすくなる。

ハッピープログラムでは、預金残高や取引件数によって最大でATM手数料(※)が月7回無料、他行振込手数料が月3回無料、さらに楽天ポイントの獲得倍率が3倍に上がる

他行からの振り込みや他行への振り込み、ATMからの入出金、給与・賞与・年金の受け取りなどをすることで楽天ポイントを獲得できるため、楽天ポイントを貯めたい人にもメリットがある。

楽天銀行口座は無料で開設でき、マネーブリッジは楽天証券の公式サイトにログイン後、TOPページから簡単に登録できるので、ぜひ設定しておこう。

楽天証券_マネーブリッジ.png
画像引用:楽天証券公式サイト
※ATM手数料=預け入れや引き出しの際に要する手数料、振込手数料

\楽天銀行との同時開設はこちら/

楽天証券の新NISAでよくある質問

楽天証券のNISA口座開設に要する日数は?
税務署での口座開設審査が必要になるため、楽天証券のNISA口座開設には通常1〜2週間程度かかる。スケジュールに余裕をもって口座開設の手続きをしよう。
楽天証券の新NISAつみたて投資枠の銘柄はiSPEEDから買える?
楽天証券のスマホ株アプリ「iSPEED」では、新NISAつみたて投資枠の銘柄は購入できない。iSPEEDで取引できるのは国内株式、米国株式に限られているからだ。新NISAつみたて投資枠の投資信託を購入するにはスマホやPCのブラウザから手続きする必要がある。
楽天証券の新NISAつみたて投資枠でおすすめの銘柄は?
楽天証券の新NISAつみたて投資枠では2024年9月5日現在、投資信託を238本取り扱っている。その中でも、過去の運用成績が比較的良く、コストも低いおすすめ銘柄は次の10本だ。
楽天証券でおすすめの銘柄
  • ・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • ・楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(略称:楽天・オールカントリー)
  • ・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • ・楽天・S&P500インデックス・ファンド(略称:楽天・S&P500)
  • ・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • ・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
  • ・eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
  • ・ひふみプラス
  • ・<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型
  • ・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
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