「賢い伴走者」になるべき

受験は、情報戦でもあります。もしこれからお子さんが受験生になるという親御さんは、SNSを使うことを検討してみてもいいかもしれません。受験に関する「生の役立つ情報」が手に入るというメリットは存分に生かすべきでしょう。

ただ、当たり前のことではありますが、SNSにはさまざまな危険も伴います。仮に情報をすべて開示してしまえば、お子さんの思いを踏みにじるだけでなく、最悪の場合、身に危険が及ぶこともあります。その部分はしっかりと理解する必要があります。

他人の成功事例を参考にしつつ、本当に必要な情報を見極める。時に助言を求め、時にスルーする。すべては「子供の主体性を守るため」に行う。そんな“賢い伴走者”としての姿勢が求められているように感じます。

現在は、親がSNSで受験に関する情報を学び、同じ境遇の“仲間”とつながることは、もはや当たり前の時代になっているのかもしれません。しかしながら、のめり込み過ぎて根拠のない噂に惑わされてしまう可能性もあります。それがお子さんにストレスを与え、過剰なプレッシャーとなったり、不安を増大させたりして、受験勉強どころではない状況に追い込んでは本末転倒です。

情報過多の時代だからこそ、伴走者となる親御さん側も正しい距離感と判断力を持って、SNSの上手な活用法を考えていく必要があるのではないでしょうか。