限られた時間で集中力を高める秘訣

宿題が増えたり、受験の間近になると、どうしても遅くまで勉強をしないと追いつかないと思われるかもしれません。でも、それは時間の使い方次第でなんとかなるものだと思います。

我が家では小学校も中学校も区立の学校に通ったのですが、一応小学校のときは中学受験のために、中学校のときは高校受験のために、塾に通っていました。

小学生の頃は、塾から帰るとかなり疲れているようなので、さらに家で勉強をするようにとは言いませんでした。

ところが中学になると、塾の勉強量が相当増えていきました。本人は夜中まで勉強をしようとする意欲を見せていましたが、私はどんなに遅くても、23時から24時の間には就寝させたいと思い、ベッドに行かせるようにしたのです。時間が限られていることが意識できると、使える時間で集中して勉強するようになります。最終的には、高校受験に向けて時間の使い方がうまくなってきました。

人がいない教室
写真=iStock.com/Yue_
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子どもが勉強を嫌がる本当の理由を探る

さて、子どもが勉強したがらないとき、なぜ勉強したがらないのかと、考えたことはあるでしょうか?

勉強よりも楽しいことがあって、勉強する気になれない。

友達とケンカしていたり教師との関係が気まずく、勉強が手につかない。

何のために勉強するのか、わからない。

勉強でつまずいたことがあり、それ以上進めない。

きっといろいろな理由があるのだと思います。

子どもが勉強したがらない理由は、じっと観察していればわかるように思います。

ゲームやスマホに夢中で勉強する気になれないなら、スマホやタブレットを勉強道具にして、遊び感覚で勉強できる環境を整えることで、親が言わなくても勉強するようになるかもしれません。今はタブレットの教材もたくさんあります。

どこかの時点で勉強につまずいた場合は、親が子どもと一緒に宿題をやってみるというのも効果があります。一緒に宿題をやってみて、「どこがわからないのか」に親が気づいてあげることで、苦手意識を払拭するきっかけがつかめることもあります。

多くの子どもは、勉強がわからなくなったとき、どこでわからなくなったのか、自分では気づかないものです。「なぜ間違うのかわからない」「わからないから、何度も同じところで間違う」「何度やっても間違うので、もうやりたくない」というふうになると、その教科自体が嫌いになってしまいます。