家で勉強ができない場合の対処法とは
勉強は強制しても頭に入ってはきません。本人がいかに興味を持って様々なものに取り組むかが重要で、単に覚えただけでは応用はできません。理解することで勉強の面白さを知り、もっと深く知りたいと思うようになるのです。
学校の勉強でも、好きな教科なら先生の話もよく聞くし、自分でも興味のあることを調べたりします。でも、あまり興味がない教科や、基本が身についておらず、わからなくなってしまった教科については、子どもはやりたがりません。
私の子ども時代を振り返っても、「勉強しなさい」と親に言われるのが一番嫌いでした。私は子どもの頃ピアノが好きでピアノばかり弾いていたのですが、両親が突然私立女子中学の受験をさせると決めてしまい、ピアノをやめさせられ、嫌々勉強をしていたのです。
自分を振り返っても効果がなかったのですから、子どもはみんなそんなものかもしれないと思い、「勉強しなさい」は言わないことにしていました。
「家で勉強ができない!」だったら、どこでやろうか?
最初でもお話ししましたが、子どもの多くは天邪鬼です。
親が「やりなさい」と言ったことはやりませんし、「やめて」ということをやろうとしたりします。
子どもの天邪鬼心理を逆手に取る方法
陽一も大変な天邪鬼で、私はそれを逆手にとることもありました。
たとえば、友達と遊びにいって帰宅し、夕食を食べた後でテレビをのんびり見てから夜遅くに勉強を始めようとしたとき、私は「勉強してないで、早く寝なさい!」と言いました。すると、息子は親に隠れて勉強しようとします。そこで私が電気を消して寝かせようとすると、「まだ宿題を終わらせていないから」と文句を言います。
「宿題をやっていないのは自分のせいでしょ。今は勉強する時間じゃないんだから、できないのは自分のせい」と私が言うと、陽一は宿題を学校にいる間の放課後に済ませるようになりました。「受験のための勉強は塾でやるので、学校の宿題は学校にいる間に終わらせる」と本人が決めたようです。
受験の科目数も多く、全部こなさなくてはいけないのは大変だったと思いますが、家でできない分、結果として、学校で集中して勉強することができたようです。家にいるとどうしてもダラダラしてしまうなら、外で勉強してくる習慣をつけるのもよいように思います。


