明治政府が認めなかった在位69年の女帝

従来の見方では、こうした女帝は、男性の皇位継承者がいないときの「中継ぎ」とされてきた。戦後の歴史学の世界で権威と目された井上光貞は、「古代の女帝」という論文において、女帝とは「いわば仮に即位したもの」と述べていた。辞書にある女帝の項目を見ても、女帝はあくまで中継ぎとされている。

しかし、どうだろうか。中継ぎにしては、古代の女帝の数はあまりに多すぎる。