「LINEでもビジネス文書で送ってください」とはっきり言う
質問の仕方は、自分が「オジサン構文」を送っていると意識をしていない場合があるので「どうして『オジサン構文』を使っているんですか?」という質問よりも、雑談ができるタイミングで「そういえば、○○さんって、メールだとビジネス文章なのに、LINEだと、どうしてビジネス文章じゃないんですか?」「○○さんのLINEって独特ですよね」という問いを投げてみましょう。
察しがいい上司なら、その問いで、「自分の文章は、何か問題があるのか? 他と違うのか?」と気づくはずです。
質問の例
「○○さんは、メールではビジネス文章なのに、どうしてLINEだと絵文字が多いんですか。もし、何か私に配慮してくださっているのであれば気遣い不要ですので、LINEでもメールと同じくビジネス文章で送ってください。その方が、指示が伝わりやすいので、仕事の効率もいいと思います。」
直接言いにくい相手の場合はどうすればいいか
普段あまり接点がない相手や取引先関係者など、直接言いにくい相手には、どういう対応がいいでしょうか。
LINEを知っているということはそれなりの関係性だと思うのであまり突き放した返信もしにくいと迷うところです。これもお互いの関係性によるので、一概にどういう方法がいいとは言えませんが、いくつか対処法をみてみましょう。
短文・文字のみで返す
あまりやり取りをしたくないのであれば最低限の短文で返信をして、必要なこと意外は返信しないというスタンスを示しましょう。こちらも絵文字などを使って返信をすると、どんどん「オジサン構文」が送られてきますので、なるべくシンプルな文章で返信回数を少なくし、まめなやり取りをしない方がいいでしょう。
既読無視
内容的に業務上の返信が必要かどうか選び、返信が必要なら短文文字のみで返しますが、日常のどうでもいいような内容で仕事に関係がない内容には、既読スルーするのも方法の1つです。もちろん、関係性によって既読無視でいいかどうかは判断してください。
もし、判断がつかない場合や対応に困っている場合には、職場の上司や人事等に相談をしてもいいでしょう。取引先との担当変更や、連絡方法の変更など何らかの手を打ってくれるかもしれません。