「ステップ3」カレンダーに書いて実行
ステップ2で不要なものがわかったら、いつそれを処分するのか、ゴミの日などをカレンダーに書き込んで実行していきます。家族とコミュニケーションがとれれば、自分が忙しいときは、家族の誰かに頼むこともできるでしょう。
1年に1度は大掃除が必要ですが、ゴミは毎日自然発生的に増えていくので、基本的に片づけに終わりはありません。そもそも人によって片づけ方も違うので、正解はありません。だからこそ自分や家族と対話して、今日はこのゴミを捨てたからOK! 今日のベストは尽くした! と完了主義でいきましょう。そして家族構成やライフスタイルは、その都度変わっていくので、そのときの最善解を常に更新していくのがいいと思います。
片づかない家は、地雷がいっぱい埋まっているようなもの。ひとつずつ地雷を除去することで、自分自身のこと、夫婦関係、子育てなど、いろいろな問題が必ず解決していきます。まずはプランター、ペットボトル、ビニール傘の3つを片づけることから始めてはいかがでしょうか。
構成=池田純子
1967年生まれ、岡山県出身。大学卒業後、住宅メーカーのインテリアコーディネータとして従事。結婚し、20年専業主婦を経験したが離婚。その後はヨガスタジオの店長としてスタジオに通う多くの女性のさまざまな相談に応じる。2015年、得意の片付けを生かして起業。お片づけ習慣化講座「家庭力アッププロジェクト」修了生は全国で3000名を上回る。