「これ以上はダメ」も身をもって経験

そんなカービィ初体験があまりにも衝撃的だったので、娘を寝かせてから深夜、再び1人でやってみました。すると、もっと……もっとカービィがしたい……カービィをくれ……とやめれらなくなってしまい、1時間くらいやってしまいましたた。

すると眼球に痛みが走り、目を閉じると極彩色のカービィワールドが見えたのです。

そこでハッキリと、自分の「子どものゲーム制限の指針」が分かりました。

「テレビゲームは、他ではできない体験ができる素晴らしい遊びである(ゲームによって違うと思うけど少なくとも『星のカービィ ディスカバリー』は素晴らしい)。しかし長時間やるのは絶対に体に悪いのでダメ!」と身をもって確信できました。

今までゲームというものを知らなすぎて、子どもたちのゲーム欲に対しての私自身の「このくらいやってもいい」という基準が持てなくて困っていたけど、これからは毅然きぜんとした態度で制限を守ってもらうことができる、となりました。ありがとう、カービィ!

「時間制限」問題も解決

子どもの時間制限の問題も、あっさり解決しました。

ニンテンドーSwitchは、親が時間制限を簡単に設定できるようになっているので、子どもがゲームをしていると画面に時間切れのお知らせが出ます。親がパスワードを入力しないと延長できない、というのはiPadと同じなんだけど、以前は延長してとワーワー言っていた息子が、なぜかSwitchの時間制限は受け入れることが多く、他の遊びをする時間が増えて、結果的に私の気がラクになりました。

Switchは、もし子どもがパスワードを入力しようとしたら親のスマホに「おたくのお子さん、パスワード入れようと試みてますよ」的なお知らせがきます。任天堂はかなり保護者の心理にも寄り添ってくれるんだな、と思いました。