「おやつ診断」を受けてからサービス開始

スナックミーの利用者は、まずネット経由で1分間程度の「おやつ診断」を行ないます。例えば、おやつを食べる時間帯やふだんの食事内容、苦手な食材、運動や飲酒の頻度、一緒に食べるのは誰かなど。

スナックミーの仕組み
提供=スナックミー

そして「あなたは○○タイプ」と診断されたのち、利用者が名前や住所など必要情報を登録。すると診断結果を基に、150種類以上のなかから自分に合ったおやつが選ばれ、毎月8種類がピックアップされて手元に届きます。

そしてサブスクですから、ここで終わりではありません。おやつが届いてからも、ある「仕掛け」があります。

ユーザーの声をメーカーにフィードバック

それが、利用者が到着後、手元に届いた8種類のおやつがどうだったかを、4段階(苦手、普通、好き、大好き)で点数評価するシステム。フリーアンサーの欄で「もう一度食べたいおやつ」をリクエストすることもできます。

「評価やコメントをキチンと記入すればするほど、よりユーザーご自身の嗜好に合ったおやつが送られてくるようになる。ゆえに、非常に精度の高い声を大量に集めることができます」と服部さん。

スナックミーはこうしたユーザーの声を、数百件程度たまった時点でメーカー側にフィードバックします(個人情報等は除く)。OEM企業の側も、自社商品の形状や味、食感などに関する細かな感想をスピーディに知ることができ、その後の改善や商品開発にすぐ活かせるわけです。