インデックス投信は低コストに。ETFは個性あるタイプが誕生
特定の株価指数などに値動きが連動するインデックス投信とETF。手軽に少額で分散投資できるといった共通点があるほか、インデックス投信は長期保有に向くのに対し、ETFは株式市場に上場し、長期にも短期投資にも向くなどの特徴がある。
インデックス投信の最新動向としては、購入時手数料無料が主流となり、信託報酬(保有中手数料)もかなりの水準まで下がったことが挙げられる。ETFは、特定の国や金や銀といった実物資産に連動するものなど、多様なタイプが誕生している。
「インデックス投信は低コストのものを積み立てで利用する。ETFは興味が持てる銘柄を見つけ短期売買も視野に入れる。性格や目的に応じて両方を上手に使いこなせば、楽しく投資できますよ」(野尻美江子さん)