サステナブルに生きる意識改革【ファッション編】
✓ 本当に好きなものを大切に使う
いいものは決して安いとはいえない。けれど、本当のお気に入りを長く使うことを考えれば、たとえ初期費用はかかったとしても、トータルで見てみればそれは決して高いものではないはず。おまけに、長年寄り添ってくれたものと持ち主の間には特別な絆が生まれ、その絆はあなたを包むオーラや存在感となって、あなたを最高に素敵に見せてくれる役割をしてくれる。ワンシーズンで捨てるとか、いらなくなったら捨てればいいという考えは格好悪い。たくさんでなくてもいい、本当に好きなものだけとともに過ごす時間を大切にしよう。
✓ 身につけるものの背景を知る
たとえば服や靴などのファッションアイテムなど、手に取るものが誰によって、どのような工程を経てつくられているのかを調べてみよう。清く正しくつくられているものを選ぶことそのものが、実はサステナビリティにつながる。ただかわいい、ただ安いだけで安易に買い物をする時代は終わった。これからは自分が使うものがどんなものかを知る、一人ひとり責任を持つことが当たり前になるのだ。
✓ 「譲ればいい」「売ればいい」という考え方を捨てる
着なくなった服をリサイクルショップに持ち込んだり、フリマアプリで売るのは悪い選択肢ではない。けれど、行き過ぎるとそれは「まだ使えるものを捨てなかった」という罪悪感を慰めるためだけのものになってしまう。まず大切なのはきちんと自分で使う覚悟ができているか、長く寄り添いたいアイテムなのかということ。誰かに譲るのは、手放すときの最終手段だということを心に留めて。
✓ 「修理して使う」をあたりまえに
敗れたり壊れたりしたら、捨てるのではなく、修理することを選択肢に入れてみよう。「そこまでして使いたくない」と思うなら、それは買うべきものではなかったということ。何度でも直して使いたい、また身につけたい……そう思えるものこそ、あなたにふさわしいものだということ。