保育園事情は自治体によって異なるだけでなく、保育園入園活動(以下、保活)に関する情報もまだまだ少ない。そのため、「保活は出産してから始めればいい」と思っている人も多いのではないだろうか。しかし、リクルートで『保活コンシェルジュ』として活躍する酒田絵美さんは、「保活は入園の1年前からスタートすると言っても過言ではありません」という。
後部に幼稚園の庭
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復職1年前の4月から保活を始めれば、入園確率は上がる

2019年度の東京都の入園決定率を見ると、約3人にひとりの子どもが保育園に入れなかったと読み取れる結果が出ています。年々、待機児童問題は解消されていると言われていますが、働くママたちにとっては厳しい状況であることに違いはありません。しかし、きちんとした手順を踏んで入園活動をすれば、入園の確率は大きく上がると私は思っています。

保育園事情は自治体によって大きく異なるだけでなく、保活に関する情報もまだまだ少ないので、「保活は赤ちゃんが生まれてから始めればいい」と思っている人も多いのではないでしょうか。でも、保活は入園の1年前からスタートすると言っても過言ではありません。2021年度4月の入園を目指すなら、この4月から保活をはじめたほうが良いでしょう。そこで、「どのように保活を進めていけばわからない」という方のために、4つのコツをお教えしたいと思います。