カランメソッドとは、50年前にイギリスのカラン氏が開発したプラクティス。具体的には講師が「Whatis this? What is this?」と2回質問を投げかけ、生徒が、「It's apen」とフルセンテンスで答える。これを徹底的に反復することで、英語脳をつくっていくのだ。カランメソッドを80時間行うと、TOEICのスコアが平均110点上がったという実験結果もある。
マンツーマンレッスンのよさは、オリジナルテキストで学ぶ文法や映像を見ながら質疑応答するリーディングなど、ほかの授業でも発揮される。何といってもほかの人の目がないので、間違いを恐れずにどんどん発言できるし、わからないことがあればその場で質問できる。そういったレッスンを積むうちに、グループレッスンでも物おじせずに発言できるようになるのだ。
徐々に英語を英語のまま聞き取れるように
そんなふうに毎日8コマのレッスンをこなして、果たして1週間でどれぐらい力がつくのか。「英語を聞き取れるようになったという声が多い」と藤岡さんが語るように、個人的にも留学前に比べて、英語を英語のまま聞き取れるようになったと感じた。最後のテストのスコアもわずかながらアップしていたが、何よりもアップしたのは、英語学習に対するモチベーション。QQEnglishの場合、オンラインレッスンもあるので、帰国してからも現地で受けたカリキュラムをそのまま引き継げば、さらに英語力を伸ばせる可能性が高い。QQEnglishにリピーターが多いのは、留学→オンライン→留学、と繰り返すパターンが多いからだそう。
日本から直行便で約5時間、時差1時間とはいえ、セブ島は南国。年間の平均気温は27~30℃というから、基本的に蒸し暑い。水や食べ物、トイレの様式も違う。体が慣れるまでに時間がかかるので、1週間以上滞在するのが理想的。QQEnglishには、さまざまな滞在先の選択肢があるが、やはり1人部屋のほうが、ストレスがなく疲れもとれておすすめだ。
QQEnglish セブ島留学「スタンダードプラン」
写真=iStock.com 撮影=池田純子