気になる新聞記事は、スマホで撮影

月曜から金曜までは東京の本社をベースに、週末は兵庫の家族のもとに帰るという単身赴任生活を送る高崎邦子さん。休日は中学3年生になる長女と図書館に行ったり、映画鑑賞や観劇をしたりなど母娘の時間を過ごすのを楽しみにしている。

JTB 執行役員 高崎邦子さん

「以前『アナと雪の女王』を一緒に見たとき、ダブルヒロインのアナとエルサのどちらが好きかという話になって。姉の苦労が理解できるので私はエルサ派、娘は快活なアナ派と意見が分かれて話が盛り上がりました。劇団四季の『ライオンキング』を見たあとには、テーマの“サークル・オブ・ライフ(生命の連環)”の意味を小5だった娘が正確に理解していて、驚きましたね」

さらに、本の情報をもらうこともある。樹木希林さんの『一切なりゆき』がベストセラーになる、との長女の言葉に高崎さんは半信半疑だったが、その通りに。「私の仕事はサービス業ですから、あらゆる年代の思考や感覚を理解していないといけません。娘と話し、若い感性と触れ合うことはとても勉強になります」

しかし今は全国を飛び回る生活なので、映画を何本も見たり、本をじっくり読む余裕がない。日々の情報のインプットはもっぱら新聞。平日はストレートニュースをインターネットでチェックし、週末に社説や解説記事をまとめ読み。気になった記事は切り抜いて保管していたが、最近では記事をスマホで撮影するようにしている。「移動中に見返すのが簡単だし、テーマごとにフォルダに保存しておけばいいので効率的です」

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