iPad Proで魅了する議事録のエンターテイナー
●教えてくれる人:ファシリテーター 谷 益美さん

(左)ファシリテーター 谷 益美さん(右)「書き心地が全然違うんです」という谷さんのこだわりは、エレコムの「ペーパーライクフィルム(反射防止)」。

▼写真、イラストが満載! 会議風景が画面に広がる

「私のファシリテーションスタイルはホワイトボードを使いながらの会議進行。加えて、最近はiPadを取り入れています」

ファシリテーターの谷益美さんがデスク上に並べたのは、iPad Proと専用のApplePencil。さまざまな会議でファシリテーターとして活躍する谷さんにとって、これらのアイテムは会議のクオリティーを上げるための必需品だ。

ホワイトボード上で参加者のアイデアや意見を引き出し議論を進め、結論への方向性が見えた頃、iPadでホワイトボードを撮影。iPad内のノートアプリに取り込み、Apple Pencilとアプリ機能を駆使しながら新たに展開させる。「少人数ならばiPad上で会議も進められ、終わる頃には議事録も完成しています。ポイントはイラストなどを挿入することです」

完成した議事録は、会議ごとにデータ化する。谷さんが活用するのはノートアプリの「GoodNotes4」、スキャナーアプリの「Scanner Pro」、お絵かきアプリの「Procreate」。会議と同時進行で作成されたとは思えない完成度の高い議事録は、参加者のみならず、その場にいなかった人にも一目瞭然で伝わる内容だ。