英語【中級編】
-高度な文法を学びつつ洋書にもチャレンジ!
『マーフィーのケンブリッジ英文法 中級編』Raymond Murphy(Cambridge)
高校で習った文法の復習ができる。初級編よりさらに高度な文法をきちんと学びたいという人におすすめ。willとbe going toの違い、仮定法、難易度の高い関係代名詞などの正確な使い方を豊富な例文と共に学べる。
『英会話1000本ノック ビジネス編』スティーブ・ソレイシィ(コスモピア)
ビジネスの場で頻繁に使われる典型的なやりとりを実際に口に出して練習することで瞬発力を鍛える。電話応対やスケジューリング、プレゼンで使う基本的な表現が身につけられる。TOEICのPart2の練習にも最適。
『Even Happier』Tal Ben-Shahar,Ph.D(Mc Graw Hill)
洋書だが、『ハーバードの人生を変える授業』(大和書房)というタイトルで日本語訳も出ている。幸せになるための52の方法について各1、2ページでまとめてあり読みやすい。英語を学びながら自己啓発できる。
英語【上級編】
-時事問題やニュースについて話せるようになる
『NHKラジオテキスト 実践ビジネス英語』講師:杉田 敏(NHK出版)
グローバル企業を舞台にしたダイアログで、現代の国際ビジネス環境を反映するテーマを中心に、さまざまなトピックに対応できる生きた英語力を養う。NHKのサイトでは登録すれば前の週の放送を無料で聞けて便利。
『How to Win Friends & Influence People』Dale Carnegie(Pocket Books)
『人を動かす』(創元社)というタイトルで日本でもロングセラーになった本の原書。プライベート、ビジネスどちらにも応用できる対人関係の基本を具体的に説く。英文自体はそれほど難しくなく、会話表現も豊富。
『Communicating in Business English』Bob Dignen(Compass Publishing)
電話、プレゼン、会議、社交、交渉、ビジネスライティングという6つの場面に必要な英語の表現がまとめて紹介されている。練習問題で理解度の確認もできる。英語を使うビジネスパーソンの、困ったときのお助け本。
大手企業や大学でのTOEIC対策および英会話研修、TOEIC教材開発に携わる。著書に『英語を学ぶのは40歳からがいい』(幻冬舎新書)などがある。
構成=長山清子