「ママ、パソコン止めて」と言われて
15年には2人目が産まれました。2人できたからといって2倍大変になった訳ではありませんが、小さいときは泣けばおっぱいをあげてごまかしながら仕事ができていたところが、上の子が2歳になって色々なことがわかるようになり、私が仕事をしていると「ママ、パソコン止めて」「携帯イヤ」と自己主張するようになったんです。このままだと、仕事をする私を子どもは嫌いになってしまう。仕事とママの顔のオンオフのメリハリをしっかりとつけなければと思いました。
大事なのは24時間をいかに使うか。たまに子どもともっと長くいてあげられたらな……と感じる時はあります。だからその分、短い時間でも子どもと過ごす時間は本気で一緒に遊ぶように心がけています。
仕事も一緒で、稼働量が減った分、いかに1時間で生産性をあげ密に使うか。ただそれはどうしても1人では難しいことが多いと思います。そんな時は思い切って一緒に働く仲間に頼ることが必要だと実感しています。「早く帰らないといけないから後はお願いします」と一方的に依頼してはダメ。しっかりと、「子どもとの生活リズムのこと」「何時まではママモードになっているからその時間はメールにしてくれれば後で対応はする」とか、ちゃんとプライベートな面を伝える事が必要だと思います。
頼られるほうも、ただ依頼されて帰られるより納得感がありますし、反対に働くメンバーのプライベートなことも共有し、お互いに支えあえる関係性を作っていかなければ、良い仕事はできないと思っています。24時間の大半を過ごすメンバーと表面上の関係性だけではなく、何でも言い合える信頼関係を築くことは仕事をする上で大事なことですよね。