【法則6:チャレンジ精神】会社の知名度や目先の収入で転職先を選ばない

転職先を選ぶ際、知名度やブランドにこだわる方は依然多くいます。しかし、そんな気持ちで転職活動を行えば、必ず失敗します。そもそも、有名企業の案件自体が少なく、新卒採用と違って、その人物がどういう面で会社に貢献できる人間なのかがシビアに問われるため、ハードルはかなり高め。転職先の希望リストから「大手」と「安定」という項目を外し、無名のベンチャーを自分が有名企業にするのだという気概を持って挑んでほしいものです。企業もそのような人材を求めています。

転職で年収が上がると思っている方も多いのですが、それはまず無理。採用する企業にとって、中途入社する人は、スキルや経験があったとしても新参者にほかならず、そんな相手に対し、現職より高い年収を出すことはまずありません。競合他社への転職なら年収はスライドされるかダウンするものの、ポジションアップが狙えることも。

しかし、異業種への転職はまず年収ダウンありきだと覚悟してください。自分の能力を最大限に発揮できる企業なら、年収はいくらでも上げていけます。転職時に収入面が気になるようなら、年収アップはともかく、ダウンしない企業を探すしかありません。しかし、そのように目先の数字ばかりを追っていると、よい転職先を得ることはできないでしょう。年収アップの早期達成が見込める企業を探すことを一番の手立てと考えるべきです。