相手のバツではなく、自分の年齢に厳しくなる

「結婚歴」は大まかに以下の4つに分けられます。

1.未婚
2.離婚歴あり、子供なし
3.離婚歴あり、子供あり(別居)
4.離婚歴あり、子供あり(同居)

離婚歴あり、いわゆる「バツイチ」(“バツ”が複数の場合もあります)の中にも、3種類あることに驚かれる人がいます。あくまでカテゴリー分けでの話ですが、婚活の対象にバツイチを含めないということは、上の4項目のうち、3項目が対象外となってしまうということです。

「え、バツイチを対象に含めないと、婚活の機会がすごく減ってしまうの!?」と慌てられるかもしれません。実は、バツイチを対象に入れないことが婚活に響く年齢と、そうでない年齢があります。

まず、20代から30代前半の未婚女性の場合。年齢差が上下5歳から10歳くらいの男性がターゲットになることが多いですが、この年齢でバツイチの男性というのはまだまだ少ない。ですので、バツイチをお相手の対象から除いても、婚活に影響が出るほどのことはありません。

しかし、35歳以降の女性がバツイチを婚活の対象から除くのは、出会いの機会を確実に減らします。婚活において、女性に紹介される男性は同年代もしくは年上であることが多いものですが、結婚紹介所を訪れる男性は、30代後半からバツイチが増えていきます。40代に入ると、バツイチ男性の7割くらいにお子さんがいます。とはいっても、離婚したときに、親権が母親に渡り、お子さんとは別居しているという父親が圧倒的に多いので、男性が子育てをしているというケースはまれです(死別の場合は、シングルファーザーとして、子育てをしている男性がほとんどです)。

さらに女性が37、38歳になると、45歳くらいまでの男性が主なターゲットとなります。このくらいの年齢の女性が、婚活の対象からバツイチを除くと、本当に出会う機会が減ってきます。35歳と38歳は、3歳しか違いませんが、この3年の違いで婚活の状況は、かなり変わると心しておいたほうがよいです。