仕事も予定もないのんびりした日は、なぜだかいつもより早く目が覚める。丁寧にいれたコーヒーとメープルシロップたっぷりのパンケーキで、特別な気分に浸ろう。スペイン広場でジェラートを食べる、オードリー・ヘップバーンよりも!
粉が変化していろんな形と食感になるのがお菓子づくりの魅力
朝はパン派だという料理家の桑原奈津子さん。仕事がない日には自分でつくった甘いものを食べながら、愛犬のキップルとのんびり過ごすのが大好き。専門はお菓子づくりで、なかでも“粉もの”には定評がある。
「粉がお菓子やパンに変わっていく様子を見るのはワクワクします。混ぜたりこねたりする感触も、気持ちいい」
好きが高じて、製粉会社で粉もの菓子の開発に携わっていた時代もある。そんな桑原さんのスペシャルメニューは、何度も試作を繰り返して理想の味に仕上げたというパンケーキ。