●鍋類は吟味し最小限に。調理小物は多めに

使用頻度の高い調理器具は案外少ないもの。出番のあまり多くないものは、折をみて処分を。「取っ手の取れるタイプの鍋類ならスッキリ重ねて収納もでき、省スペース&取り出しやすさを実現可能。食洗機に入る大きさで選べば、洗い物も減らせます。また菜箸や計量スプーンなどは、数が少ないと調理中にいちいち洗って使うのが手間。多めに揃え、後でまとめて洗えば時短できます。計量スプーンはすぐに取り出せるよう、リングを外してバラしてしまえば便利です」

【写真左上】必要最小限の調理器具なら収納もスッキリ。調理したまま食卓へ出せるオシャレで機能的な道具なら食器も減。【写真左下】菜箸などは多く揃えると便利。同じ道具を1つのケースにまとめるのも取り出しやすくするコツ。【写真中】ワンタッチで開く調味料ケースで、両手でふたを回す手間を省略!【写真右上】肉もキッチンバサミでカット。パックトレーの上ならまな板も汚れない!【写真右下】しなやかなシリコンまな板で、切った食材をそのまま鍋に移して、ストレス減!

 まとめ 
探し物がすぐ見つからず“めんどう”なら……グループ分けで解消!

本間朝子
知的家事プロデューサー/自身も仕事と家事の両立に悩み抜いた経験から、働く女性のための「知的家事」を考案、提唱。セミナーなどで知的に家事負担を軽減する多くのメソッドを全国の女性たちに伝えている。著書に『欲しかった“あと1時間”を手に入れる時短家事メソッド』(KKベストセラーズ)、『幸せを呼ぶ家事「時短」の楽しい小ワザ88』(祥伝社)などがある。

構成=戌亥真美 撮影=荒井孝治