仕事や家事に追われて、いつも忙しい日本の女性たち。一方、世界に目を向けてみれば、働く女性の環境や考え方は多種多様。どんな1日を過ごし、どう働いているのか、覗いてみましょう!

勤務時間は週40時間以内が鉄則

ハンドメード作品の販売、アフィリエイトといったオンラインビジネスなど、在宅で起業する女性が増えているというニュージーランド。

【写真上】ジュリー・コルベットさん(27歳)【写真下】仕事のあとは愛犬、婚約者と一緒にゆったりした時間を過ごす。毎日1~2時間、起業するための勉強も欠かさない。

現在、国際的な物流会社で経理として働くジュリーさんも、将来的には起業し、自宅で子どもたちの世話をしながら仕事がしたいと考えている女性の1人だ。

「そのための勉強時間や、家族や友人と過ごす時間を十分確保するために、勤務時間は週40時間以内に収めています。必ず作業リストを作成し、優先順位の高いものから取り掛かります」

ジュリーさんが暮らしているのは、マウント・マウンガヌイという美しいビーチのある町。ビーチでランニングをしてから出社し、ランチは気分転換のためになるべく外に出るなど、メリハリのある働き方を心がけている。

「休日は泳いだり、ハイキングに行ったり、クリスマスや新年には数週間の休暇をとって、家族や友人とリラックスして過ごします。フルタイムで働きながら家族との時間も大切にするニュージーランドの女性は、効率的に時間を使うのが得意なんだと思います」


ジェリーさんの1日

05:45 ランニング(ジムに行くことも)
08:00 出勤
12:30 ランチ(ときどき海岸まで運動を兼ねて散歩)
17:00 退勤
19:00 夕食(家族と電話などで連絡をとる)
21:00 勉強
22:30 就寝


編集協力=滝口智子(GreenCreate)