格安スマホの選び方と注意点

SIMカードを購入する際には、プランの選び方に気を付けましょう。一般的なスマホと同じように通話もデータ通信も利用する人は、「音声通話付きプラン」を選択。携帯電話番号ポータビリティで、今までの携帯番号を使うことができます。基本料金とは別に30秒に20円の通話料がかかります。少し割高なので、無料通話ができるLINEやIP電話アプリなどを使って上手に節約を。NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの大手が自社で設定している携帯アドレスは使えなくなります。アドレスは、Gmailなどの無料メールサービスのものを使う場合が多いよう。

「データ通信専用プラン」は、一番シンプルで安いプラン。月額900円台から利用できる会社も。高速通信の上限容量や、容量が月次か日次かなどがチェックポイントです。

通話はしないけれど、LINEは使いたいという場合は、「SMS(ショートメッセージサービス)付きプラン」が便利。LINEの本人確認の際に認証番号を受け取るためには、FacebookアカウントかSMSが必要だからです。

格安スマホといっても、端末の機能や使い方はほとんど変わりません。しかし、1万円以下の端末はスペックが見劣りするので、SIMフリー端末を購入する場合は、3万円程度のものを選んだほうが無難。安く買えても、アプリがちゃんと動かないなどのトラブルがあると、イライラしてしまいますからね。

大手携帯電話会社といちばん違うのが、MVONは、ほとんど店舗がないこと。設定時やトラブルのときなどは、サイト上の説明を見るか、電話で問い合わせることになります。