浪人して予備校へ。入学金が免除!?
[3. 浪人1年間に通った予備校の費用]の合計は、わかっている範囲で92万5000円。
浪人して河合塾へ。今度は昼間も使えるので、リアル授業の予備校です。私立大文系コースの年間授業料は、62万5000万円。入学金10万円は、現役のときに河合塾マナビスに通っていたため、免除されました(前の年に大金を使った甲斐があったのか、なかったのか……)。これに夏期講習、直前講習などの費用約30万円、各種模試、参考書の費用など。
[4. 浪人時の受験費用]の合計は36万1000円。
浪人時の受験費用は、センター試験検定料1万8000円、センター利用受験料(私立文系)1万8000円×1校、私立文系一般入試受験料3万5000円×9校で31万5000円。連続受験の日は、都心にホテルをとったので、これが1泊分で1万円ほど。自宅から毎日入試に行けなくはないのですが、2連チャン、3連チャンはキツイのです。
長男に宿泊をすすめた夫いわく、「受験の朝は、通勤・通学の時間帯の慣れない電車に乗って疲れること、大雪の心配などを考慮すると、本命の前日くらいは宿泊した方がいいと判断した」とのこと。「甘やかしとはわかっているけれど……」。まあ、東京に住んでいて東京の大学しか受けていないので、交通費、宿泊費は知れています。私は地元の福岡で一浪したあとに、東京の私立大を受験したので、その費用を出してくれた両親に改めて感謝しました。
[5. 大学の入学金と授業料]の合計は、135万5500円。
無事にいくつかの大学に合格して、そのうちのひとつに入学金30万円、前期の授業料(設備費なども含む)54万5500円を払い込みました。1年分の授業料を払わなかったのは、途中で「辞める」と言い出しかねないから。とことん、子どもを信じていません。というか、子どものことがわかっているから、そういう判断になるのですが。夏休みに、「後期も大学行く?」と長男に聞いて、「行く」というので、9月の納付期限ギリギリに後期の授業料51万円を払い込みました。スケジュール調整がうまくいったので、「滑り止め校に入学金だけ納めてムダにする」ということはありませんでした。
もうひとつ、心配性の夫は高3の年末あたりから、知り合いに紹介された家庭教師をつけました。彼には週1回程度勉強を見てもらいました。主に、勉強の進み具合をチェックしてもらい、おさえるべきポイントを解説してもらうことは有意義だったようです。受験へのモチベーションの持ち方などを伝授してくれました。家庭教師代も高3~浪人時代の約12カ月で40万円くらいでしょうか。