迷ったら「ユニクロの店員」に聞くべし

婚活をスタートする男性会員に、いつも私がアドバイスするのは「スーツもデート服も高価なブランドものである必要はありません」というシンプルな方針だ。「清潔でサイズが合ったもの」であればそれで十分。

デートに着ていく服に迷い、どんな服を選んだらよいかわからないなら、ユニクロに行くことをおすすめする。ユニクロで、明るそうな店員さんを見つけて、「デート服を2パターンコーディネートしてください」とお願いして、選んでもらうのがいいだろう。

デートの目的は、

「少しおしゃれなレストランに行ける服」
「カジュアルな公園デートで着られる服」

の二つでお願いするといい。

二つ選んだら、洗い替えのシャツをそれぞれ一枚ずつ買い足し、それを着回せば十分だ。高価なブランド物は不必要だとは言わないが、そうした服がなくても結婚はできる。

日本が誇るアパレルブランド「ユニクロ」は、婚活の場面でも最強に頼れる存在だ。何でもよいからユニクロで買えばよいと言っているのではなく、婚活用にきちんとコーディネートしてもらい、チョイスしてほしい。

そして、サイズは必ず適当に選ばず、試着すること。

大きすぎる服はだらしなく見え、小さすぎる服は自己管理できない人に見られる。こうして選んだ婚活デート服は鉄板で、万人受けする。

季節が変われば、買い足しも必要だが、清潔でサイズがジャストフィットなら、ユニクロファッションで十分さわやかな男性になれる。

結婚相手に求められるのは「安心感」

どんなにお金があろうが、それをひけらかすような装いは禁物だ。

婚活女性に「お見合いやデートにブランドバッグを持っていくとお金のかかる女性だと思われるから避けるべき」というアドバイスが散見されるが、婚活男性だって同様だろう。

どんなに高年収であろうが、全身をブランドで埋め尽くした男性は、女性から見たら結婚後の暮らしが思いやられる。結婚後も、好き勝手に自分の欲しい物を買いまくる男性は、結婚相手としては不適格だと見なされかねない。

大屋優子、現代洋子『余計なお世話いたします 半年以内に結婚できる20のルール』(集英社)
大屋優子、現代洋子『余計なお世話いたします 半年以内に結婚できる20のルール』(集英社)

しっかり家庭の家計を守ってくれる、地に足が着いた聡明な女性と結婚したいのであれば、自分の価値を高めるのは過剰な装いではない。高級ブランドを愛用していて、自分のファッションセンスに自信がある男性こそ、婚活の場面ではそれが過信かもしれないと思ってほしい。

結婚相手に求められるのは、「安心感」だ。

全身をブランドもので装うことより、大切なのはその人の人柄が伝わるTPOに合わせた服装を心がけること。

「シンプルイズベスト」という言葉があるが、婚活ファッションでは、手抜きをすることなく、余計なものは削り、その人の本質をちゃんと見せられる、わかりやすさを優先することがなによりも大切なのだ。

大屋 優子(おおや・ゆうこ)
結婚カウンセラー

1964年生まれ、株式会社ロックビレッジ取締役。ウエディングに特化した広告代理店を30年以上経営のかたわら、婚活サロンを主宰。世話好き結婚カウンセラーとして奔走。著書に『余計なお世話いたします 半年以内に結婚できる20のルール』(集英社)がある。