※なお、本稿は個人が特定されないよう、相談者のエピソードには変更や修正を加えている
「お金に困らない結婚」のコツ
幸せな結婚生活において大事なことは何か。それは「心身の健康」と「経済的安定感」に他ならない。本稿では「経済的安定感」を得るための相手選びについて、筆者がこれまで相談を受けてきた事例を基に論じたい。
結婚してから、家庭不和の原因になるのは、お金の問題によることが多いが、これにより不協和音を生み出すことほど、つらく不毛なことはない。そうならないためにも、お相手選びは何より重要である。
結婚相談所の婚活では、男性については年収の公開が必須であり、相手を検索するシステムには年収1000万円を超える高収入男性がずらりと並ぶ。
上記のグラフは、業界最大手の結婚相談所ネットワークを運営しているIBJが公表している「成婚白書」に掲載されたものだ(図表1)。30代以上の女性と成婚した男性の年収の中央値(データを小さい順に並べたときに中央に位置する値)は650万円以上となっている。
さらに、上記のグラフは年の差婚と年収の関係性を表したものだが、女性よりも男性のほうが4歳年上の場合、男性側の年収の中央値は1000万円以上だという(図表2)。つまり、女性は年の差婚になればなるほど、高収入の男性と結婚しているということだ。
ならば、高収入の配偶者と結婚できれば、お金の心配はなく暮らしていけるのか?
現実には、そうとも言えないのだ。