「お金を払えば済む」という感覚はすぐ変わらない

・デート中に、駅やコンビニで携帯充電器を借りる人

一回の使用料は、数百円と少額だが、着実に積みあがっていく出費だ。出かける前に、充電する簡単な準備すらできない人と、生計を一にすることに不安を覚えることは少なくないだろう。

・手や唇が乾くと、毎回見かけたドラッグストアなどで、新しいリップクリームやハンドクリームを購入する人

自宅には使いかけのそれらが散乱しており、モノを大事にしない人は要注意だ。買ったものは最後まで使い切る、という意識が欠落しているし、買った物の管理ができていない。「無駄な買い物をしても構わない」という態度の表れだと感じてしまう。

大屋優子、現代洋子『余計なお世話いたします 半年以内に結婚できる20のルール』(集英社)
大屋優子、現代洋子『余計なお世話いたします 半年以内に結婚できる20のルール』(集英社)

・電動キックボードLUUPを、歩きたくないとき気軽に使う人

東京などでは、あちらこちらに街中にポートがあり、便利だが、費用もかかるばかりか、少し我慢して歩くという健康意識が低い。「お金を払えばラクができる」という感覚は、結婚してすぐに変わるものではない。

・のどが渇いたからと、自動販売機で飲み物を買う人

金額は「自販機のペットボトルの価格>コンビニ>スーパー」なのに、近いからというだけで、若干の高い買い物をすることに抵抗がない人は、倹約の意識が低い。

こうした、「ちょっとした不便」を我慢できず、少額だからとお金で解決していく人は、貯金も少なく、また結婚後もお金が貯められない可能性が高いといえる。

金銭感覚を見抜く“目”を持つべき

結婚相談所のお見合いや交際では、浪費家だと思われないように、ハイブランドのものは身につけないように、と言われているが、一生懸命働いて、頑張ったご褒美に買ったブランドもので判断するより、日々の相手の金銭感覚を見破る細かい出費を注視してほしい。

いざ、結婚準備に入ったら、新居の初期賃貸費用がない、とか、結婚式はお金がないからできない、などのビックリは、高年収な相手にも起こりえること。

結婚してから、「まさか」とならないために、相手の金銭感覚には、少額だからと目をつぶらず、しっかり現実を見る目、正しい判断ができる感覚を持っていてほしい。

結婚生活において、お金の苦労ほど、切ないものはないのだから。

大屋 優子(おおや・ゆうこ)
結婚カウンセラー

1964年生まれ、株式会社ロックビレッジ取締役。ウエディングに特化した広告代理店を30年以上経営のかたわら、婚活サロンを主宰。世話好き結婚カウンセラーとして奔走。著書に『余計なお世話いたします 半年以内に結婚できる20のルール』(集英社)がある。