麻生氏は「平安時代の藤原氏のようになる」
鼎談では「どういう人がどの皇族の養子に入るのか」についても論じられた。御厨氏は「三笠宮寬仁親王妃家に養子が取られたら、麻生さんが天皇の外戚になり、平安時代の藤原氏のようになる」とし、「皇族の政治的中立性」への懸念を示した。麻生さんは今、道長気分で「この世をばわが世とぞ」思っているのかと想像すると、本当にどんよりする。
日本大学の百地章名誉教授の独自調査によれば、久邇宮、東久邇宮、賀陽宮、竹田宮の旧4宮家に「20代以下の未婚の男系男子が少なくとも10名はいる」そうだ。
今後、国会の会期末までに改正案がどうなるのかはわからない。一つだけはっきりしているのは、養子になった男系男子が皇族になり、儀式に臨んだら、きっと体がぐらぐら揺れてしまうだろうということだ。
1961年生まれ。83年、朝日新聞社に入社。宇都宮支局、学芸部を経て、週刊誌「アエラ」の創刊メンバーに。その後、経済部、「週刊朝日」などで記者をし、「週刊朝日」副編集長、「アエラ」編集長代理、書籍編集部長などをつとめる。「週刊朝日」時代に担当したコラムが松本人志著『遺書』『松本』となり、ミリオンセラーになる。2011年4月、いきいき株式会社(現「株式会社ハルメク」)に入社、同年6月から2017年7月まで、50代からの女性のための月刊生活情報誌「いきいき」(現「ハルメク」)編集長。著書に『笑顔の雅子さま 生きづらさを超えて』『美智子さまという奇跡』『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』がある。