女性皇族の未来を“宙ぶらりん”にしている

そうした論点のすり替えと欠陥の固定化の延長線上に、皇室の将来への根本的な打開策を打ち出せるはずがない。政府が提案しているのは無理で無茶な2つのプランだ。

①内親王・女王が婚姻後も皇族の身分を保持する。しかし、その配偶者とお子さまは国民とする。
②皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とする。ただし養子縁組の対象者は、被占領下に皇籍を離脱したいわゆる「旧宮家」系子孫の国民男性だけとする。

しかも、先の衆院選挙で自民党は公約に②の旧宮家養子縁組案を「第一優先として、皇室典範の改正を目指します」としていた。政権与党の日本維新の会も足並みをそろえる。