「よくやっちゃうミス」を防ぐコツ

まずは失敗マップの下半分、個人の身近な問題について見ていきます。個人や少人数で、頻繁に作業をするときに押さえておくべきコツは次の通りです。

● 「不注意だったから次回からは注意深くやろう」という考えは持たない
● できるならその場ですぐにやる
● 置き忘れ防止には、その物を自分の体にくっつける、思い出すトリガーを配置する
● トリガー配置が難しいときは、場所が変わるときに、入ってきた時の自分を思い出す
● 正しい手順を書き出して、それに従うようにする
● パスワードは適切に管理しつつ、関係者であれば誰でも「手順」にアクセスできるようにする
● 終わった作業はいったん見直す
● 役割分担があるときは、役割を入れ替えて見直す
● 複数人での作業時は、コミュニケーションに代名詞を使わない
● 指差喚呼かんこを行う

【図表】「できない人(たち)」と思われがちなミスを防ごう
出典=『失敗マップのすすめ 2つの質問に答えるだけで「ミスしない・させない」を仕組み化できる新ツール!』(日経BP)P75 イラスト:めんたまんた 図版制作:キャップス

「忘れた」か「手順を間違えた」がミスの原因

実は、第3エリアは4つのエリアの中でも、特異な存在です。それは、ほかのエリアの対策はエリア内で共通なのに対して、第3エリアの対策は1人作業なのか、2人作業なのか、それ以上の複数人作業なのかで立て方が変わってくるからです。