「言いなりタイプ」の傾向
親が子どもの顔色をうかがい、言いなりになるような養育態度をとってしまうタイプです。本来必要な指導が行われず、子どもに課題解決の機会が与えられないことが多くなります。その結果、子どもは共感性に乏しく、自己中心的になる傾向が見られます。
①親が子の「言いなり」になる
「甘え」に応えることと「甘やかし」の違いを理解しておらず、自覚のないまま子どもの言いなりになってしまっている場合があります。
解決策
「甘え」に応えることと「甘やかし」は違うことを理解しましょう。「甘え」とは、愛着形成のために情緒的な要求に応えることです。たとえば、ハグをしたり、子どもが話を聞いてほしいと言ったときに時間を取ってあげたりするのは「甘え」に応える行為です。一方、「甘やかし」は、お菓子が食べたいと言われたら好きなだけ食べさせる、ゲームを制限なくやらせてあげるなどの行為です。その場しのぎで甘やかすのではなく、中長期的な視点で見るようにしましょう。
「自己中で依存的」になりやすい
②共感力が育たない
他人の視点で考える機会が少ないため、共感力が育ちにくくなります。空気を読むことが苦手になります。
解決策
日常の会話の中で、「いま○○さんはどんな気持ちだと思う?」といった質問をし、人の感情を想像させるトレーニングをさせてあげてください。また、感情をイメージしやすい絵本や小説に触れさせ、共感力を育てましょう。
③自己中心的になる
何でも自分の思い通りになると感じることが多いため、自己中心的な行動をとる傾向があります。
解決策
応えられない要求には、理由を添えて断る勇気を持ってください。
④依存的になる
嫌だと思うことを親が代わりに対処してしまうと、子どもは自分で課題を解決する機会を失い、その結果、依存的になります。
解決策
年齢に応じて、できることは自分でやらせるようにします。また、間違ってもいいので、子ども自身に決断させること、嫌なことがあったときの対処法を子ども自身に考えさせることが大切です。


