「厳格タイプ」の傾向

子どもを受け入れず、支配的な養育態度をとるタイプです。命令をして、親の思う通りに行動させようとするため、子どもは自主的に何かを達成しようという意欲に乏しくなり、自己肯定感が低くなる傾向があります。

①親が周囲の目を気にし、子どもに理想を求める

学歴や就職先など社会的評価につながる部分について、親が気にかけすぎる傾向があります。世間体や周囲の目を気にするあまり、子どもに対して理想を押し付けたり、過剰な期待をしてしまったりすることがあります。

解決策

まずは親自身が自分の気持ちに向き合い、整理することが大切です。誰にでも少なからず「思い通りにいかないことに対する不安や悩み」があることを理解し、それを子どもに押し付けないように心がけることです。

「主体性がない指示待ち人間」になりやすい

②主体的になれず、他責になる

子どもは親の顔色をうかがうのが常となり、主体的に物事に取り組む気持ちが育ちにくくなります。失敗した際には、「自分の判断ではない」などと他責的に考えることが多くなります。

叱られる女の子
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解決策

子どもの主体性を奪っていないか、常に振り返ることが大切です。他責思考は信用を失う考え方だと伝え続けてあげてください。また、他責的な発言があった場合は、すぐに否定せずに、まずは共感することが大事です。共感することで子どもは自分の話をよく話せるようになり、話しているうちに自らの非に気づくことも多いです。

③自己肯定感が低くなる

親から自分の存在を認めてもらえていないように感じることで、自己肯定感が低くなりがちです。

解決策

条件付きで認めるのではなく、子どもの存在や価値観を日常的に褒めるように心がけましょう。

④指示待ち人間になる

指示、命令に従ってばかりいると、主体性を身につけることが難しくなり、いわゆる「指示待ち人間」になるおそれがあります。

解決策

子どもの身体や生命の安全を守るために命令することは問題ありません。また、「人の物を盗んではいけない」などの社会のルール、規範については、子ども自身の判断力や倫理観が育つ前に教える必要があります。それ以外のことは、できる限り本人の意思を尊重してあげてください。