ビジネスをめぐる状況が刻々と変わるいま、我々には、どのような課題や能力が求められているのか。今回、アンケートの調査結果をもとに、ライフネット生命副社長・岩瀬大輔氏がアンケート結果を分析。8つの力に収斂させた。データと実践のためのヒントをお届けしよう。
【調査概要】gooリサーチとプレジデント編集部の共同調査により、「学びの習慣」に関するアンケートを行った。2011年7月22日から26日まで実施し、ビジネスパーソン665人の回答を得た。

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【8つの力】6.福眼力

情報はインターネットと新聞のどちらから得ているのか。これについては年収によって明らかな差が出た。

「ネットを見るだけでなく、紙の新聞を購読している」人は、1500万円以上では43.9%、500万円台では26.6%。1500万円以上稼ぐ人の半数近くが、ネットと紙媒体の両方から情報を得ている結果となった。

問答無用。結果がすべてを物語っている。ネットで新聞のニュースをチェックしているだけの人は、いますぐ紙の新聞を購読してほしい。

もう1つ注目したいのは、「紙の新聞を1紙だけでなく、2紙以上読んでいる」という設問だ。500万円台では6.3%であるのに対し、1500万円以上では32.1%と5倍以上の差がついた。つまり、稼げる人ほど2紙以上の新聞を購読している割合が高いのだ。

なぜ2紙読む必要があるのか。それは、新聞といえども真実が書かれているわけではなく、1紙に頼るのは危険だからだ。新聞に書かれているのは、あくまで書き手による主観なので、真実に迫るなら2つの異なる目線から見なくてはならない。それが自分の頭で考えるということであり、世の中に起こることを正しく理解することにもつながる。

私は以前から日経新聞を読んでいたが、つい最近、朝日新聞も読み始めた。驚いたことに、この2紙では世界観がまったく違う。

(構成=前田はるみ/コラム:文=前田はるみ)

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