SBI証券の口コミ・評判に「やばい」の文字があってドキッ!メリット、デメリットを解説するので安心して
本サイトにはプロモーション広告を含んでおり、広告主から本サイトに収益が発生する場合があります。ただし、収益の発生によって情報の正確性が損なわれることはありません。

SBI証券は、幅広い投資家に支持されている業界最大手のネット証券だ。2024年7月には、ネット証券で初めて1,300万口座(※)を突破したほどの人気を誇る。

※SBIネオモバイル証券、SBIネオトレード証券、FOLIO口座数を含む

ところが、ユーザー数が膨大なことから、SBI証券にも悪い評判や口コミは存在する。例えば以下のようなものだ。

評判を検索しようとすると「やばい」のキーワードが出てきたり、こうした悪い評判や口コミを目にしたりすると、「SBI証券には問題があるのでは?」「口座開設はやめた方がいいのでは?」とためらってしまうかも。

しかし、結論からいえばSBI証券はこれからNISAを始める初心者から投資に慣れた経験者まで、万人におすすめできる証券会社といって間違いはないだろう。安価な売買手数料や取扱商品の豊富さは業界トップレベルであり、その他にもさまざまなメリットが多くのユーザーに支持されているのだ。

本記事では、SBI証券のユーザーから寄せられた評判や口コミを紹介するとともに、SBI証券を利用するメリットがある人、デメリットを感じやすい人にあてはまる特徴を解説していく

1人1口座までのNISA口座を開設する場合、他社に乗り換えるのは手間がかかる。本記事であらためてSBI証券のメリットとデメリットをおさらいし、自分に合っているかを確認した上で、口座開設手続きを進めてはいかがだろうか。

なお、本記事で掲載している口コミについては、クラウドワークスの登録者に対するアンケートで収集した中から抜粋した。

※口コミは原文ママ掲載しています
■口コミ調査の概要
収集方法 クラウドワークスの登録者に対するアンケート
収集期間 2024年6月
回答者総数 32名(のべ人数)※有効回答者数
年代 20代〜60代

目次

  1. SBI証券に関する悪い評判、口コミ【やばいって本当?】
    1. WEBサイトが分かりにくい、見にくい
    2. 株式取引用アプリが使いにくい
    3. システムの接続が不安定、メンテナンスが多い
    4. クレカ積立のポイント付与率が改悪された
  2. SBI証券に関する良い評判、口コミ
    1. 取引手数料が安い
    2. 投資信託、株式の取扱銘柄数が多い
    3. IPOの取扱実績が多い
    4. 投信積立用のアプリ「かんたん積立アプリ」が使いやすい
    5. 人気の三井住友カードでクレカ積立ができる
  3. SBI証券にデメリットを感じやすい人
    1. シンプルかつ分かりやすい画面で取引したい人
    2. クレジットカード利用額が年間10万円未満の人
  4. SBI証券にメリットを感じやすい人
    1. コストを抑えて豊富な商品を取引したい人
    2. IPOで当選確率を上げたい人
  5. SBI証券に関するよくある質問

SBI証券に関する悪い評判、口コミ【やばいって本当?】

まず、SBI証券の悪い評判や口コミから紹介する。

これらのデメリットに対する解決策も併せて紹介していく。

WEBサイトが分かりにくい、見にくい

SBI証券には、WEBサイトが分かりにくく、使いづらいという声がある。

口コミ

40代男性投資歴:3カ月〜半年

2

積立投資メインなので基本的にはアプリ等を利用しておらず、PCでWEBにログインして操作を行っています。ただ、画面構成が非常に分かりにくく、自分のやりたいことをするためにどのタブやリンクから操作すれば良いのかが分からないことも多いので、現状のPCでの取引のしやすさについていえば満足していません。

口コミ

40代女性投資歴:3カ月〜半年

2

最初の頃は、画面がみづらく感じました。取引ツールも使いにくいです。慣れれば良いのですが、未だに迷ってしまうことがあります。損益状況を確認するだけならばログインすればすぐに見えるので問題なく使えると思います。

SBI証券のWEBサイトは、1ページあたりの情報量が多く、どこにアクセスするとどの操作ができるのか、特に初心者にとっては分かりにくい場合がある。

SBI証券_投資信託のトップページ.png
画像引用:SBI証券

また、同じページでもスマホとPCでは表示される内容が異なることも、使いにくさを感じる1つの要因になっているといえる。

SBI証券のWEBサイト_使いにくい.png
画像引用:SBI証券

ユーザーの意見や要望を踏まえて、SBI証券では2024年7月から、WEBサイトやアプリのリニューアルを開始した。例えば投資信託のトップページでは、トップ画面に資産状況や「案内エリア」が表示されるようになり、以前よりも迷いにくく、直感的に操作できるようになった。

SBI証券_投資信託のトップページ.png
画像引用:SBI証券

サイトのリニューアル完了は、2025年以降を予定しており、今後さらに改善されることが見込まれるので、楽しみに待ちたいところだ

\リニューアルでさらに使いやすく/

▼デメリットの解決策

取引画面の使いやすさを重視する人はスマホアプリを利用するのがおすすめだ。SBI証券の投資信託積立専用アプリ「かんたん積立アプリ」はデザインに優れ、直感的に操作できる点がユーザーから高い評価を受けているからだ。

ただし、「かんたん積立アプリ」が対応しているのは投資信託積立のみだ。SBI証券には株式投資専用のアプリもあるが、そちらの操作性に関する口コミは低評価のものが目立つ。株式投資を検討している人で、取引画面の使いやすさを重視するなら、他の証券会社と十分に比較検討したほうが安心だろう。

例えば、楽天証券はWEBサイトや取引ツールの見やすさや使いやすさに定評がある。スマホ用の株取引画面のトップページを比べると、楽天証券の方は全体的に情報量が少な目で、シンプルなデザインになっているのが特徴だ。

SBI証券スマホサイト.jpg 楽天証券スマホサイト.jpg
画像引用:SBI証券楽天証券
SBI証券スマホサイト.jpg
画像引用:SBI証券
楽天証券スマホサイト.jpg
画像引用:楽天証券

もっともSBI証券の取引画面も慣れれば問題なく使えるという口コミもあるので、一度、公式サイトにアクセスして、自身の目で確認してみるとよいだろう。その際、「なんだか使い勝手が悪そうだ」と感じたら、楽天証券など他の証券会社の公式サイトも見てみるといい。

\初心者にも優しい設計!/

株式取引用アプリが使いにくい

image17.png
画像引用:SBI証券

先にも指摘したが、実際、SBI証券の口コミには、株式取引用アプリが使いにくいという声があった。

口コミ

20代男性投資歴:2年〜3年

3

直感的に取引できるような仕様にはなっておらず、自分の欲しい情報がどこにあるのか分かりにくいです。もっとシンプルな作りのほうが使いやすいと感じます。もっと言えばスマホアプリだとやりにくいのでPCツールに特化してしまったほうがいいとさえ感じます。

また、これまでSBI証券の株式取引用アプリの大きなデメリットとしては、日本株の取引しかできないという点が指摘されていた。米国株を取引する際は、別のアプリを使わなければならなかったのだ。

SBI証券株アプリ.jpg
画像引用:SBI証券株アプリ

このデメリットを改善すべく、2024年9月7日にはSBI証券のスマホアプリがリニューアルされ、米国株も同じアプリで取引できるようになった。しかし、ユーザーから「使いにくくなった」との苦情が多数寄せられたため、9月20日から旧アプリを再配信したという経緯があり、12月12日時点で再リリースの見通しは立っていない。

また、SBI証券の株式取引用アプリは、App StoreやGoogle Playでの評価も他社と比べて低いという現状も見られる。大手ネット証券が提供する株アプリの評価を下表にまとめた。

■大手ネット証券の株アプリ評価比較
アプリ名 App
Store
Google
Play
ストア
SBI証券 株アプリ 2.4/5 2.0/5
楽天証券 iSPEED 4.5/5 4.4/5
マネックス証券 マネックストレーダー株式 スマートフォン 2.6/5 3.0/5
auカブコム証券 auカブコム証券 株・先物OPアプリ 3.0/5 3.4/5
松井証券 松井証券 日本株アプリ 4.4/5 4.2/5
(2024年11月28日時点)

SBI証券の株式取引用アプリは、注文機能やチャート機能、経済ニュースなど必要な機能は網羅されているものの、不具合が多いことや画面が見にくいことなどが低評価につながっているようだ。PCならいいが、アプリには難あり、というのが正直な評価といえるだろう。

▼デメリットの解決策

PCはほぼ使うことがなく、スマホだけでスムーズに株取引をしたい人には、アプリの使いやすさに定評のある楽天証券を検討してみるのもありだろう。

image6.png
画像引用:楽天証券

楽天証券の株アプリ「iSPEED」は日本株と米国株、両方の取引に対応している。さらに、30種類以上のパーツを組み合わせて、オリジナルの投資情報画面を作成できる「MyPage機能」の使い勝手の良さも高く評価されている。チャートの種類も豊富で、投資情報メディア「トウシル」の記事なども閲覧できるため、学びながら投資に取り組むことも可能だ。

「iSPEED」は、初心者から上級者まで、幅広い層が満足できるアプリといえる。

\アプリの使いやすさに定評!/

システムの接続が不安定、メンテナンスが多い

「SBI証券のシステムや取引ツールは、接続が不安定になりやすく、メンテナンス頻度も高い」という口コミがある。

口コミ

50代男性投資歴:5年以上

2

主にPCから取引しているが、昔と比較すると年々サイトの動作が重たくなっていると感じる。おそらく利用者数が急増しているためだと考えられるが、もう少しサクサク動く環境を望んでいるので、現状では満足しているとはいいがたい。

口コミ

40代男性投資歴:3カ月〜半年

2

今は成長投資枠で一括投資しているだけなので、厳密には操作性とかは分からない。ただ、専用のアプリで確認するようにはしているが、とにかくメンテナンスが多い。ちょっと確認したいときにメンテが重なると割と不愉快である。

実際にSBI証券では、毎年20〜30件前後のシステム障害が発生している。

■SBI証券でのシステム障害発生状況
件数
2024年 27件(※)
2023年 31件
2022年 21件
2021年 38件
※2024年1月1日〜12月6日までの累計

システム障害が起きると、メンテナンスのためにアクセスが制限され、スムーズに取引できなくなるおそれがある。そのため、購入や売却のタイミングを逃し、思わぬ損失を被る可能性もなくはない。

また、定期メンテナンスによって利用できない時間帯が多くなると、ユーザーには使いにくさとして感じられる

■SBI証券の定期メンテナンス
対象 メンテナンスの
曜日・時間
全チャネル 日曜日:午後1時〜午後6時
PCサイト 毎日:午前3時~午前7時頃
金曜日:午後4時〜午後8時頃
日曜日:午前2時~午前4時頃
スマホサイト 毎日:午前6時30分〜午前7時30分頃

▼デメリットの解決策

前提として、利用者数が多いSBI証券や楽天証券については、システムがつながりにくくなったり、メンテナンスが多くなったりする傾向があることを認識しておく必要がある。利用者が多いほど、システム障害が起こりやすく、メンテナンスの頻度が高くなるためだ。

対策として、SBI証券では、システム障害でインターネット経由の取引ができなくなった場合でも、バックアップサイトや専用デスクを通して取引ができるようになっている。システム障害が発生した際は、SBI証券の公式サイト「システム障害時の対応」を確認し、慌てずに代替手段を探そう。

万が一システムの不具合によって正常に注文ができなかった時には、ケースによっては補償を受けることもできる。サイトにつながりにくいときなどは、システム障害発生の有無に加えて、「定期・臨時システムメンテナンスのお知らせ」もチェックするとよい。

システムのつながりにくさやメンテナンスの多さがどうしても気になるようであれば、マネックス証券やauカブコム証券など、SBI証券よりも利用者数が少ない証券会社を検討するのも手だ。

\dカードでクレカ積立ができる/

クレカ積立のポイント付与率が改悪された

SBI証券には、クレカ積立(クレジットカード決済による投信積立)のポイント付与条件が2024年11月1日買付分から変更されたことに不満を感じているユーザーもいる。

口コミ

40代男性投資歴:3カ月〜半年

4

クレカ積立の上限額が新NISA開始時の月5万円から10万円に引き上げられたことにより、クレカ積立の利便性が増したことについては満足しています。現在使用しているクレジットカードのポイント還元率が開始時よりも改悪された点については若干不満がありますが、今後の状況を見ながら変更等の選択肢も含めて判断していきたいと考えています。

改悪といわれる理由として、ポイント付与の対象となる・付与率がアップするための年間カード利用額の条件が厳しくなったことが挙げられる。具体的には、年会費無料のカードやゴールドカードは、年間カード利用額が10万円未満の場合、ポイント付与率が0%になってしまう。

■SBI証券のクレカ積立のポイント付与率
カードの種類 カード年会費(税込) 年間カード利用額 ポイント付与率
三井住友カード プラチナプリファード
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード
3万3,000円 500万円以上 3.0%
300万円以上 2.0%
300万円未満 1.0%
三井住友カード ゴールド(NL)
Oliveフレキシブルペイ ゴールド
5,500円(※) 100万円以上 1.0%
10万円以上 0.75%
10万円未満 0.0%
三井住友カード(NL)
Oliveフレキシブルペイ
無料 10万円以上 0.5%
10万円未満 0.0%
※年間カード利用額100万円以上で翌年以降の年会費永年無料
(2024年12月6日現在)

クレカ積立だけを目的に三井住友カードを利用していた人にとっては、影響の大きな改悪と感じられたのも無理はない。

▼デメリットの解決策

クレカ積立以外の年間カード利用額を10万円以上にするか、証券会社を変更するか、いずれかを検討すべきだろう。例えば、マネックス証券やauカブコム証券、楽天証券は年間カード利用額に関係なく、クレカ積立でポイント獲得を狙える。

以下は、年会費無料カードで毎月5万円ずつ、1年間積立投資をした場合に貯まるポイント数を比較した表だ。

■毎月5万円ずつ1年間積み立てた場合のポイント付与率とポイント数
証券会社とクレジットカードの組み合わせ ポイント付与率 1年間で貯まるポイント
マネックス証券×マネックスカード、dカード 1.1%(※1) 6,600ポイント
auカブコム証券×au PAY カード 1.0%(※2) 6,000ポイント
楽天証券×楽天カード 0.5%(※3) 3,000ポイント
SBI証券×三井住友カード(NL) 0.5%(※4) 3,000ポイント
※1:積立金額月5万円以内まで
※2:2025年1月10日のカード引き落とし分から0.5%に変更
※3:代行手数料年率0.4%(税込)未満の銘柄
※4:年間カード利用額10万円以上の場合
(2024年12月6日現在)

この中で特にクレカ積立のポイント付与率が高いのはマネックス証券だ。年会費無料のクレジットカードで効率良くポイントを貯めたい人は、マネックス証券を検討してみよう。

\dカードでクレカ積立ができる/

SBI証券に関する良い評判、口コミ

ここからはSBI証券の良い評判や口コミを紹介する。

取引手数料が安い

SBI証券
画像引用: SBI証券

SBI証券の評判や口コミを見ると、取引手数料の安さが高く評価されている。

口コミ

40代男性投資歴:3年〜4年

5

国内株式の取引手数料は無料です。値嵩株では単元未満株取引を利用しますが、単元未満株の取引手数料も無料であり、国内株は手数料無料で取引できます。さらにNISA口座なら米国株の取引手数料も無料です。日本円と米ドルの為替手数料は無料ですがスプレッドがあります。為替取引については、他の方法とスプレッドを加味した手数料を比較したほうがいいでしょう。

口コミ

50代男性投資歴:5年以上

5

業界最大手のSBI証券は手数料の安さでも業界のトップとして先端を走り続けています。証券口座の各種手数料の安さは他の証券会社の追随を許さない水準にあり、長く利用している利用者としても大変満足度の高い水準。

以下は大手ネット証券の取引手数料を商品別にまとめた表だ。

■【商品別】大手ネット証券の取引手数料一覧(課税口座)
SBI証券 楽天証券 マネックス証券 auカブコム証券 松井証券
課税口座 日本株(現物取引) 〜5万円 無料(※1) 無料(※2) 55円(※5) 55円(※8) 無料(※9)
5万円超〜10万円 無料(※1) 無料(※2) 99円(※5) 99円(※8) 無料(※9)
50万円超〜100万円 無料(※1) 無料(※2) 535円(※5) 535円(※8) 1,100円(※9)
日本株(信用取引) 無料(※1) 無料(※2) 99円〜(※5) 99円〜(※8) 0円〜(※9)
単元未満株 無料 無料(※3) 買付:無料
売却:約定代金の0.55%
(最低手数料52円)
約定代金の0.55%
(最低手数料52円)
-
IPO 購入時手数料無料(※12) 購入時手数料無料(※12) 購入時手数料無料(※12) 購入時手数料無料(※12) 購入時手数料無料(※12)
投資信託 購入時手数料無料 購入時手数料無料 購入時手数料無料 購入時手数料無料 購入時手数料無料
米国株 約定代金の0.495%
(上限22米ドル)
約定代金の0.495%
(上限22米ドル)
約定代金の0.495%
(上限22米ドル)
約定代金の0.495%
(上限22米ドル)
約定代金の0.495%
(上限22米ドル)
中国株 約定代金の0.286%
(最低51.7香港ドル)
550〜5,500円(※4) 約定代金の0.275%
(最低49.5香港ドル)
- -
海外ETF(米国ETF) 約定代金の0.495%
(上限22米ドル)(※10)
約定代金の0.495%
(上限22米ドル)(※11)
約定代金の0.495%
(上限22米ドル)(※6)
約定代金の0.495%
(上限22米ドル)
約定代金の0.495%
(上限22米ドル)
■【商品別】大手ネット証券の取引手数料一覧(NISA口座)
SBI証券 楽天証券 マネックス証券 auカブコム証券 松井証券
NISA口座 つみたて
投資枠
投資信託 無料 無料 無料 無料 無料
成長
投資枠
投資信託 購入時手数料無料 購入時手数料無料 購入時手数料無料 購入時手数料無料 無料
日本株 無料 無料 無料 無料 無料
単元未満株 無料 無料(※3) 無料(※7) 無料 -
IPO 無料 無料 無料 無料 無料
米国株 無料 無料 無料(※7) 無料 無料
中国株 約定代金の0.286%(税込) 550〜5,500円>(※4) 無料(※7) - -
海外ETF
(米国ETF)
無料 無料 無料(※7) 無料 無料
※手数料は全て税込
(2024年12月6日現在)
※1:ゼロ革命適用時
※2:ゼロコース選択時
※3:リアルタイム取引の場合、0.22%のスプレッドが発生する
※4:約定代金20万円までは550円、20万円超~200万円未満は約定代金の0.275%、200万円以上は5,500円
※5:取引毎手数料コース選択時
※6:一部銘柄の買付手数料はキャッシュバックにより、実質無料
※7:キャッシュバック形式で、実質無料
※8:ワンショット手数料コースを選択した場合
※9:1日の約定代金合計で計算。25歳以下は取引金額にかかわらず手数料無料
※10:一部銘柄の買付手数料無料
※11:一部銘柄の買付手数料無料
※12:売却時の手数料は国内株式の取引手数料に準ずる

上の表からも分かるとおり、他の大手ネット証券と比較しても、中国株を除けばSBI証券の売買手数料は業界最安水準だ。個人投資家が主な投資対象としている日本株や投資信託の取引では、手数料が無料となっている。

SBI証券は2023年9月30日より日本株の手数料を無料にする「ゼロ革命」を実施し、業界初の「手数料革命」として話題になった。同社は今後もコスト競争の先頭を切ると予測できる。そのため手数料の低さを重視するなら、SBI証券が第一候補となるだろう。

\手数料の安さで選ぶなら/

投資信託、株式の取扱銘柄数が多い

SBI証券は、投資信託や株式の取り扱いが充実している。

口コミ

30代女性投資歴:1年〜2年

5

SBI証券は、投資信託も株式も取扱商品はとても多く、大満足です。SBI証券で取扱っている投資信託のほとんどがNISAの対象になるので、その点もうれしいと思いました。

口コミ

30代男性投資歴:3年〜4年

5

多くの人に選ばれている人気口座で信頼性が高いのはもちろんだが、SBIを選んだ理由としては取扱商品の多さもある。ETFや投資信託の選択肢が多いのが個人的には魅力的だと感じる。また近年では自身のニーズに合った投資信託が誕生したりするのがメリット。

以下のように、投資信託の取扱銘柄数は課税口座、NISA口座ともに業界トップクラスだ。

■大手ネット証券の投資信託の取扱銘柄数
課税口座 NISA口座
つみたて
投資枠
成長
投資枠
SBI証券 2,547 250 1,282
楽天証券 2,581 241 1,293
マネックス証券 1,767 234 1,181
auカブコム証券 1,844 238 1,038
松井証券 1,885 244 1,145
(2024年12月6日現在)

SBI証券では、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」をはじめとした、保有コストが低く、個人投資家に人気の投資信託も購入できる。

また、他社と同様に、基本的には国内の証券取引所に上場している全ての株式を取引できる。

■大手ネット証券の国内株式(現物)取扱銘柄
取扱銘柄
SBI証券 東証・名証・福証・札証上場銘柄(※1)
楽天証券 東証・名証上場銘柄(※2)
マネックス証券 東証・名証・福証・札証上場銘柄">(※2)
auカブコム証券 東証・名証・福証・札証上場銘柄">(※2)
松井証券 東証・名証・福証・札証上場銘柄(※2)
(2024年12月6日現在)
※1:SBI証券が選定した銘柄
※2:証券保管振替機構の非取扱銘柄やTOKYO PRO Market上場銘柄などは除く

SBI証券は海外株の取り扱いも豊富で、米国株の取扱銘柄数は業界トップだ。新興国株を含む9カ国の株式を取り扱っているため、投資の幅も広がるだろう。

■大手ネット証券の海外株の取扱銘柄数
SBI証券 楽天証券 マネックス証券 auカブコム証券 松井証券
米国株 5,218 4,675 4,941 1,955 4,651
中国株 1,290 1,561 2,649 × ×
タイ株 78 67 × × ×
マレーシア株 44 42 × × ×
シンガポール株 49 51 × × ×
インドネシア株 74 71 × × ×
韓国株 72 × × × ×
ベトナム株 295 × × × ×
ロシア株 29 × × × ×
※米国株、中国株、シンガポール株、韓国株はETF、ADRも含む
(2024年12月6日現在)

\人気銘柄の品揃え豊富/

IPOの取扱実績が多い

SBI証券は、IPO(新規公開株)の取扱数が業界トップであり(2023年度実績)、IPO投資をするユーザーから人気を集めている。

口コミ

40代男性投資歴:5年以上

5

株式銘柄については全て売買できますし、IPO銘柄も他社さんより多く取り扱っています。また、投資信託も数千商品取り扱っているようで逆に多すぎて困るほどの数です。なのでこういう商品が買いたいと思えばたいてい見つかるはずです。

口コミ

40代女性投資歴:3年〜4年

5

NISAの成長枠で国内株式の他にもIPOを行っていますが、SBI証券は取り扱うIPO銘柄が豊富だと思います。話題になるIPO銘柄はほとんどカバーして取り扱うので、事前にチェックをして申込みをしています。

主な証券会社のIPO取扱数
IPOとは?

証券取引所で売買される前の株式のこと。各証券会社が実施する抽選に当選した人だけが上場前の公募価格で株式を購入できる。上場後にはじめて取引が成立した際の「初値」が公募価格を上回る確率が高いことから(2017年〜2020年実績は74%〜91%、平均で8割超)、IPO投資は比較的利益を出しやすい投資といわれている。投資で得た利益が非課税になるNISA口座とも相性が良い。

IPOは通常、募集より多い申し込みがあるため、1度の応募で当選するのは容易ではない。特に人気のIPOは高倍率になりがちなので、当選するためには、いかに多くの抽選機会を得るかが重要だ。

その点、IPOの取り扱いが多いSBI証券では、抽選参加のチャンスが多くなるため、有利になる可能性が高まる。

さらに、SBI証券では抽選に外れてしまっても「IPOチャレンジポイント」が貯まる。これは、IPOの抽選に外れた場合に受け取れるポイントで、次回以降のIPO申込時にポイントを使うと当選確率が上がる仕組みだ。

sbi証券IPOチャレンジポイント.png

2024年は1〜12月に東京証券取引所に上場した65社のうち6社の初値が公募価格の2倍以上に値上がりした。少しでも当選確率をあげてIPOに挑戦したい人はSBI証券で申し込んでみよう。

\IPO抽選に参加するなら/

投信積立用のアプリ「かんたん積立アプリ」が使いやすい

SBI証券のユーザーからは、投資信託の積み立てに特化した「かんたん積立アプリ」の使いやすさが高く評価されている。

「かんたん積立アプリ」はSBI証券が提供しているスマホアプリだ。NISAのつみたて投資枠、成長投資枠を利用した注文やクレカ積立にも対応している。SBI証券のWEBブラウザでは提供されていない資産残高推移のグラフも表示できるなど、図版も多く、見やすいデザインになっているのが特徴だ。

口コミ

30代男性投資歴:3カ月〜半年

5

MY資産や現状の取引状況などがすぐに分かり、運用商品を変えたい場合でもすぐに変えられる利便性がある。ホーム画面も雑多な感じはなく、それでいてどう操作していいかが感覚的に分かる。評価損益額もすぐに分かるし要望はこれ以上ない。

口コミ

20代女性投資歴:半年〜1年

5

アプリを開けるとすぐに増加率と、増えた金額が見れて簡潔でとても見やすく、表や、ファンドごとの金額も一覧で見れる。アプリのホームから移動するだけですぐに購入できてパソコンなど機械操作が苦手な人でも簡単で使いやすいと思います

「かんたん積立アプリ」には、1分でできる「積立スタイル診断」も用意されている。年齢や積立金額などの質問に答えるだけで、おすすめのポートフォリオや具体的な銘柄を提案してくれるのがおもしろい。

SBI証券はブラウザ画面がわかりずらい、株取引アプリが使いにくいという口コミもあるが、投資信託の積み立てアプリに関しては、スムーズに取引できるのでぜひ試してほしい。

\アプリで投信積立が便利/

人気の三井住友カードでクレカ積立ができる

SBI証券は、三井住友カードでクレカ積立ができる点も支持されている。

口コミ

30代男性投資歴:1カ月〜3カ月

5

ポイント還元率が高くて、毎月のお小遣いで投資できています。私は三井住友カードを利用していますが、毎月0.75%のポイント還元率があるので、とてもお得に積立投資できています。毎月5,000円を積み立てていますが、無理なく続けられていて、着実に資産形成できています。

口コミ

50代男性投資歴:半年〜1年

5

三井住友銀行に口座を持ち、さらに三井住友カードを保有しているならば、SBI証券のNISA口座のつみたて投資を選ぶのがベストだろう。

SBI証券のクレカ積立では月10万円までの積み立てが可能であり、NISAのつみたて投資枠にも対応する。

さらに、SBI証券のクレカ積立では、毎月の積立金額に応じて最大3.0%のVポイントが付与される。ポイント付与率はカードのランクやカードの利用額により異なる。

SBI証券_三井住友カードクレカ積立.jpg

クレカ積立でもっともおすすめなのは、三井住友カードゴールド(NL)とOliveフレキシブルペイゴールドだ。

どちらのカードも年会費5,500円(税込)で毎年最大1万2,000ポイントを貯められる。しかも、クレカ積立て以外で年間100万円以上カードを利用した場合(※)、1万ポイントが進呈される上、翌年以降、年会費が永年無料になる。

※年会費無料の条件について詳しくは三井住友カード公式サイトまで

クレジットカード利用額が年間100万円未満の場合は、年会費無料の三井住友カード(NL)やOliveフレキシブルペイがおすすめだ。カード利用額が年間10万円以上の場合、クレカ積立で0.5%のポイントが付与される。

SBI証券には、投資信託の月間保有残高に応じてポイントが付与される「投信マイレージ」というサービスもある。クレカ積立と併用することで、ポイントをより効率的に貯められるだろう。

\クレカ積立を人気カードで!/

SBI証券にデメリットを感じやすい人

以下の特徴が当てはまる人は、SBI証券にデメリットを感じやすいと考えられる。

シンプルかつ分かりやすい画面で取引したい人

SBI証券は、取引画面のシンプルさや分かりやすさを重視する人には向いていない。

SBI証券のWEBサイトは、経験豊富な投資家にとっては、情報量の多さや多彩な機能が魅力的に映る。一方、初心者にとっては情報が多すぎて、操作しづらく感じるケースが多い。どこを操作すれば、どのページにたどり着けるのか分からないという口コミもある。

シンプルかつ分かりやすい画面で取引したい人には、楽天証券がおすすめだ。楽天証券のWEBサイトは、必要な情報が分かりやすく整理されている。さらに直感的に操作できる点が高く評価されているスマホアプリ「iSPEED」も利用できる。

クレジットカード利用額が年間10万円未満の人

クレジットカードの年間利用額が10万円未満の人は、SBI証券のクレカ積立でポイント付与が受け取れない。口座開設をしても十分なメリットを得られず、デメリットを感じやすいだろう。

SBI証券では、クレジットカードで月10万円まで投資信託積立ができ、積立金額に応じたポイントを貯められる。しかし、クレカ積立の金額を除いた年間カード利用額が10万円未満の場合、ポイント付与率が0%になってしまう。

そのため、クレカ積立以外でクレジットカードを利用する予定がない人は、カード利用額に関係なく一定のポイントが付与される証券会社を選ぼう。

例えば、マネックス証券は、年会費無料カードでも年間カード利用額に関係なくクレカ積立で1.0%以上の高還元が期待できる。楽天証券auカブコム証券も、年間カード利用額に関係なく、クレカ積立で0.5%以上のポイントが付与される。

SBI証券にメリットを感じやすい人

SBI証券にメリットを感じやすいのは、以下の特徴が当てはまる人だ。

コストを抑えて豊富な商品を取引したい人

取引手数料の低さと商品ラインナップの豊富さが魅力のSBI証券は、コストを抑えつつ幅広い選択肢の中から投資対象を選びたい人に向いている。

SBI証券は「ゼロ革命」をはじめ、他の証券会社に先駆けて、手数料収益からの脱却を図ってきた。また豊富な銘柄を取り扱っているので、マイナーな銘柄にも挑戦したい人などにも向いている。

さまざまな商品への投資にチャレンジしてみたい人は、SBI証券で口座開設してみてはいかがだろう。

IPOで当選確率を上げたい人

業界トップクラスのIPO取扱実績を誇り、「IPOチャレンジポイント」という独自制度もあるSBI証券は、IPOの当選確率を上げたい人に向いている。

そもそも、IPOを狙う際は、より多くの抽選機会を得るために、複数の証券会社で口座を開設しておくことが重要だ。その中でもSBI証券は、落選時に付与される「IPOチャレンジポイント」を使うことで、次回以降の当選確率を高められるという大きなメリットがある。

IPO投資で効率良く利益を狙いたいと考えている人は、SBI証券での口座開設がおすすめだ。

\おすすめのネット証券/

SBI証券に関するよくある質問

SBI証券がつぶれる(破綻する)可能性はある?

SBI証券がつぶれる(破綻する)可能性は、民間会社である以上ゼロではない。しかし、2024年12月現在は業績も好調であり、格付けでも高い評価を受けているため、すぐに破綻する可能性はまずないといえる。
SBI証券の業績を調べると、2024年第2四半期における営業利益は、前年同期比1.8%増の377億円と過去最高を更新している。格付けは、日本格付研究所(JCR)によるとSBI証券は上から3番目の「A(債務履行の確実性が高い)」だ。格付けとは、企業の債務返済力を等級で表したもので、格付け機関と呼ばれる第三者機関が財務状況などをもとに決定している。
こうした情報をもとに考えると、SBI証券は「100%つぶれない(破綻しない)」とは言い切れないものの、安心して取引できる証券会社といえる。

SBI証券がつぶれたら(破綻したら)どうなる?

これはSBI証券に限らず、証券会社がつぶれた(破綻した)場合でも、口座内の資産は顧客に返還される。証券会社には、自社の資産と顧客の資産を分けて管理する「分別管理」が義務付けられているためだ。
万が一、証券会社が分別管理を適切に実施していなかったとしても、1人あたり1,000万円までは投資者保護基金によって補償される。

SBI証券と楽天証券を比較するとどちらの方が優れている?

どちらの証券会社も取扱銘柄数の多さや取引手数料の安さなどでは大きな差はない。しかし、以下の点は異なるので、重視するポイントに合わせて使い分けるのがおすすめだ。

SBI証券の方が優れている点
  1. 投資信託の保有で貯まるポイント還元率の高さ
  2. 単元未満株で取引可能な銘柄が多い
  3. IPO投資の取扱実績の多さ
楽天証券の方が優れている点
  1. 取引画面・ツールの使いやすさ
  2. 投資信託の定期売却サービスの便利さ

迷ったときは両方の口座を開設しておくのも一つの方法だ。SBI証券と楽天証券の比較については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてほしい。