松井証券は初心者向けのサポートが充実し、銘柄数も豊富なため、新NISAで投資を始めるのに最適な証券会社の一つだ。
しかしいざ積立設定を始めようとすると、「どの銘柄を買うか」「どこから注文するか」など、これから始める人にとっては操作が複雑な部分もある。
この記事では松井証券の新NISAに関しておすすめの銘柄や買い方を詳しく紹介する。
\公式サイトはこちらから/
目次
松井証券の新NISA(つみたて投資枠)のおすすめ銘柄5選
松井証券の新NISA(つみたて投資枠)のおすすめ銘柄は以下の5つだ。
なお、銘柄は管理費用等の運用コストが低く、幅広く分散投資をすることでリスクも比較的抑えられるという観点で選定した。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、日本を含む全世界の株式に分散投資できるインデックスファンドだ。「オルカン」の愛称で知られている。
連動指数 | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース) |
---|---|
純資産額 | 3兆1,104 億2,100万円 |
管理費用(含む信託報酬) | 年率0.05775% |
年間100万円積み立てた時の信託報酬 | 578円 |
ファンドの種類 | インデックス型 |
三菱UFJアセットマネジメントが運用するeMAXIS Slimシリーズは、業界最低水準の運用コストを目指しており、コスト面で優れている。
信託報酬はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)よりも低く、コストを抑えながら世界中に分散投資したい人に適した銘柄といえる。
連動指数の「MSCI All Country World Index」 は、米国の大手企業「MSCI Inc.(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社)」が開発した株価指数だ。
先進国23カ国及び新興国24カ国の大型株と中型株のうち、最も時価総額が大きい約3,000銘柄で構成されている。
1年 | 3年 | 5年 | |
---|---|---|---|
リターン(年率) | 32.52% | 17.56% | 17.67% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、アメリカを代表する株価指数のS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)500指数に連動することを目指すインデックスファンドだ。
S&P500は1957年に導入されて以来、年平均で約10%の上昇率を記録しており、構成銘柄の選定基準が厳しいことで知られている。
連動指数 | S&P500(配当込み、円換算ベース) |
---|---|
純資産額 | 4兆2,056億5,700万円 |
管理費用(含む信託報酬) | 年率0.09372% |
年間100万円積み立てた時の信託報酬 | 937円 |
ファンドの種類 | インデックス型 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)では、米国を代表する約500社に投資できるファンドだ。
S&P500では定期的に銘柄の入れ替えや投資割合の調整を実施しているため、常に実力のある企業で構成されている点が特徴だ。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)とともに人気のあるファンドの一つなので、米国への投資に興味がある場合は検討してみてほしい。
1年 | 3年 | 5年 | |
---|---|---|---|
リターン(年率) | 37.36% | 21.27% | 20.89% |
\取扱銘柄が豊富にある/
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、先進国株式(日本を除く)約1,300銘柄に投資できるファンドだ。
日本を除く先進国の株価動向を示す指数として知られているMSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)と連動する投資成果を目指している。
連動指数 | MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース) |
---|---|
純資産額 | 7,013億1,500万円 |
管理費用(含む信託報酬) | 年率0.09889% |
年間100万円積み立てた時の信託報酬 | 989円 |
ファンドの種類 | インデックス型 |
現在の構成銘柄は米国株が全体の7割以上を占めるため、「全米株式」と値動きが近い。日本株が除外されているため、日本以外の先進国(主に米国)の株価上昇を見込んでいる人におすすめの銘柄と言える。
1年 | 3年 | 5年 | |
---|---|---|---|
リターン(年率) | 33.79% | 19.40% | 19.16% |
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
新NISAのつみたて投資枠のおすすめ銘柄4つ目は、ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)だ。
連動指数 | ・TOPIX(配当込み) ・NOMURA-BPI 総合 ・MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース) ・FTSE世界国債インデックス(除く日本、円換算ベース) |
---|---|
純資産額 | 527億1,000万円 |
管理費用(含む信託報酬) | 年率0.154% |
年間100万円積み立てた時の信託報酬 | 1,540円 |
ファンドの種類 | バランス型 |
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、国内株式、先進国株式、国内債券、先進国債券に25%ずつ運用する方針の投資信託だ。
債券は国や企業が資金を借り入れるときに発行する証券を指す。定期的に利息が受け取れて満期には額面金額が払い戻されることから、株式よりリスクが低い傾向がある。
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)なら、債券と株式に50%程度投資できるため、リスクを抑えつつ株価上昇によるリターンも狙える。
そのため、バランスを重視した投資を試みたい人に向いている。
1年 | 3年 | 5年 | |
---|---|---|---|
リターン(年率) | 18.25% | 9.52% | 9.35% |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
新NISAのつみたて投資枠におすすめの銘柄5つ目は、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドだ。
連動指数 | CRSP USSトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース) |
---|---|
純資産額 | 2,456億6,800万円 |
管理費用(含む信託報酬) | 年率0.09380%程度 |
年間100万円積み立てた時の信託報酬 | 938円 |
ファンドの種類 | インデックス型 |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドでは、アメリカで投資可能な企業のほぼ100%に対して投資できる。アメリカ市場全体に投資したい人は、ぜひ購入を検討してみよう。
なお、同様の指標と連動する投資信託として人気の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の信託報酬は、年率0.162%。本ファンドよりも高い。
そのため、全米株式への投資を検討している人におすすめだ。
1年 | 3年 | 5年 | |
---|---|---|---|
リターン(年率) | 37.10% | - | - |
松井証券での新NISAの始め方
松井証券の新NISAは以下の手順で簡単に始められるため、興味があればすぐに始めよう。
STEP1:記事内のボタンをクリック
最初に、以下のページから「WEBで簡単 口座開設(無料)」を選択する。
\公式サイトで詳細を見よう/
申込方法の選択画面では、最短即日で取引開始となる「オンラインで申し込む」の選択がスピーディーだ。
STEP2:メールアドレスの登録
メールアドレスを登録する画面に移行したら、普段使うアドレスを入力する。なお、すでに家族等が登録しているメールアドレスは使えない。
STEP3:「個人情報入力」画面で氏名や生年月日、住所などを入力
入力したメールアドレスに届く案内メールに記載されているURLを開き、氏名や性別、生年月日などの個人情報を入力する。
STEP4:その他の口座開設情報を入力
本人情報以外のその他の口座開設情報や投資方針も入力しよう。
MATSUI Bankの口座開設は必須ではないが、「松井証券への自動入出金が可能になる」「預金金利が高くなる」「ATMが月5回まで無料になる」といった特典がある。
松井証券ではクレジットカードによる投信積立の決済ができないため、開設しておくと銘柄購入の際に便利だろう。
特定口座の選択に関しては「源泉徴収ありで開設する」がおすすめだ。確定申告の手続きを松井証券が代行してくれるため、特別な事情がない限りはこちらを選ぼう。
続いて、投資目的や同時口座開設の申し込みに関して入力していく。
同時口座開設に関しては、NISA口座のみ「開設する」にチェックを入れておけばいい。現時点で通常の株式取引やFXなどの取引を行う予定がない場合、ほかの口座は開設しなくても問題ないだろう。
STEP5:確認書類のアップロード
情報入力が完了したら、本人確認書類をアップロードする画面に移行する。アップする書類は、一枚で完結する運転免許証やマイナンバーカードがおすすめだ。
STEP6:松井証券から口座開設完了通知が届いたら、松井証券のHPからログイン
申込手続きの完了後、松井証券から口座開設完了通知が届く。これで新NISA口座の開設は完了だ。
ログインIDやパスワードを受け取ったら、忘れないようにメモしておこう。
\公式サイトで詳細を見よう/
松井証券の「新NISA(つみたて投資枠)」で投資信託の積立設定をする方法
松井証券の「新NISA(つみたて投資枠)」で投資信託の積立設定をする方法を解説する。松井証券の新NISA口座の開設が完了したら、さっそく積立設定の手続きをしよう。
STEP1:「投資信託お客様サイト」へのログイン
まずは、「投資信託お客様サイト」にログインしよう。
STEP2:積立設定する銘柄を探す
続いて積立投資する銘柄を選んでいく。銘柄検索は、パソコンまたはスマホアプリで可能だ。
パソコンを利用する場合は、投資信託お客様サイト上部の「積立」欄から「積立」を選択して設定手続きを進めていく。
続いて、銘柄の選び方を選択しよう。一覧やランキング、ロボアドバイザーを使って探す方法などが選択できる。
新NISAで積立投資をする場合は、「ランキングから探す」または「積立投資枠対象銘柄から選ぶ」を選ぶとよいだろう。
それぞれの銘柄を確認し、積立設定する銘柄の「積立」ボタンを押そう。
STEP3:積立条件の入力
購入する銘柄を決めたあとは、積立条件を入力する。
つみたて投資枠を利用する場合、口座区分は「積立NISA優先」を選択しよう。
積立頻度は「毎月」または「毎日」のいずれかを選ぶ。分配金コースは「再投資」がおすすめだ。
STEP4:目論見書の確認
積立条件の入力が完了したら、表示される目論見書を確認する。
目論見書とは、投資判断に必要な重要事項を説明した書類だ。ファンドの目的や特色、投資リスク、運用実績や手数料などが記載されているため、しっかりと確認しておこう。
STEP5:積立設定内容を確認後、取引暗証番号を入力して「設定する」をクリック
最後に設定内容を確認して取引暗証番号を入力し、「設定する」をクリックする。
これでNISA口座における投資信託の積立設定は完了だ。
\公式サイトで詳細を見よう/
松井証券で「新NISA」を始めるメリット3つ
ここからは松井証券で「新NISA」を始めるメリットを3つ紹介する。
投信保有ポイントの付与率が業界最高水準
松井証券で新NISAを始めるメリットの一つが、投信保有ポイントの還元率が業界最高水準である点だ。
松井証券の投信残高ポイントサービスでは、投資信託を保有し、毎月エントリーをするだけで最大1.0%(年率)のポイントが貯められる。
投資信託の保有によってポイントが貯まるサービスは他社でも用意されているが、松井証券の投信残高ポイントサービスの最大還元率は業界最高水準だ。
例えばSBI証券の「投信マイレージ」の最大ポイント付与率は0.25%で、楽天証券の「投信残高ポイントプログラム」は0.053%が最大となっている。いかに松井証券の付与率が高いかが分かる。
松井証券 | 最大ポイント付与率 1.0%(年率) |
---|---|
SBI証券 | 最大ポイント付与率 0.25%(年率) |
楽天証券 | 最大ポイント付与率 0.053%(年率) |
なお、投信の保有で貯まった松井証券ポイントは、投資に活用できるだけでなく、dポイントやPayPayポイントにも交換できる。
投信残高ポイントの還元率は銘柄によって異なるが、購入する予定の銘柄のポイント還元率が高ければ、松井証券で新NISAを始めるのがおすすめだ。
ネット証券なのにサポートが手厚い
担当者が付く対面証券と比べると、ネット証券のサポート体制はそこまで手厚くない会社が多い。一方で、松井証券は顧客サポートの充実さに定評がある。
口座開設サポートから各商品別のサポート窓口まで用意されているため、口座開設手続きや取引操作などに不安な初心者でも安心して始められる。
電話番号 | 受付時間 | |
---|---|---|
株の取引相談窓口 | 0120-956-784 | 平日8:30~17:00 |
口座開設サポート | 0120-021-906 03-6387-3601 |
平日8:30〜17:00 |
NISAサポート | 0120-785-740 03-4213-7667 |
平日8:30〜17:00 |
投信サポート | 0120-981-486 03-6387-3602 |
平日8:30〜17:00 |
米国株サポート | 0120-937-378 03-6387-3646 |
平日7:00〜24:00 |
「株の取引相談窓口」が用意されており、日本株と米国株の投資判断や銘柄選択についての相談にも対応しているのが、松井証券ならではの魅力だ。
コストの安いネット証券で新NISAを始めたい一方で、サポート体制の充実度も重視したい場合は、松井証券で新NISAを始めよう。
投資信託のラインナップが豊富
投資信託のラインナップが豊富な点も、松井証券で新NISAを始めるメリットだ。
ネット証券大手のSBI証券や楽天証券、マネックス証券と同等の取扱銘柄数であり、幅広い商品の中から自分にあった銘柄を選べる。
証券会社 | 取扱銘柄数 |
---|---|
松井証券 | 230本 |
SBI証券 | 225本 |
楽天証券 | 223本 |
マネックス証券 | 225本 |
業界最低水準の運用コストを目指すeMAXIS Slimシリーズの投資信託も取り扱っているため、コストを抑えて運用したい人にも松井証券はおすすめだ。
\公式サイトで詳細を見よう/
松井証券で実施中の新NISAに関するキャンペーン
現在松井証券で実施中の新NISAに関するキャンペーン・プログラムを紹介する。活用してお得に新NISAを始めよう。
NISA & MATSUI Bankデビュー応援キャンペーン~1500ポイントプレゼント~
松井証券では、NISA & MATSUI Bankデビュー応援キャンペーンを実施中だ。
松井証券のお客様限定の銀行サービスである「MATSUI Bank」の口座と松井証券のNISA口座を新規開設し、NISA口座で1回以上取引した人に松井証券ポイントがプレゼントされるキャンペーンである。
キャンペーン期間 | 2024年3月1日〜2024年6月28日 |
---|---|
エントリー | 必要 |
対象者 | キャンペーン期間中にMATSUI Bank口座、松井証券のNISA口座をどちらも初めて開設する人 |
条件 | 以下の条件をすべて満たした人 ① キャンペーン期間中に、申込みフォームからエントリー(※1)する。 ② キャンペーン期間中にMATSUI Bank口座を新規開設する。 ③ 2024年8月30日(金)までに、松井証券のNISA口座を新規開設(※2)し、松井証券のNISA口座で1回以上買付を行う。 |
特典 | 松井証券ポイント1,500ポイントプレゼント |
証券と銀行の口座を開設し、一回取引するだけで松井証券ポイントが1,500ポイント付与されるお得なキャンペーンとなっている。
なお、松井証券ポイントは投資信託の積立に活用できるだけでなく、PayPayポイント・dポイント・Amazonギフトカード・3,000種類以上の商品との交換が可能だ。
松井証券で新NISAを始める場合は必ず利用しよう。
NISA応援プログラム
松井証券では、NISA応援プログラムを実施している。
NISA応援プログラムは、新規口座開設とクイズに正解するだけで最大2,000ポイントが獲得できるプログラムだ。
プログラム期間 | 2024年2月1日~ |
---|---|
エントリー | 必要 |
対象者 | 新規で松井証券 総合口座を開設しクイズに正解した人、 または新規で松井証券 総合口座およびNISA口座を開設しクイズに正解した人 |
条件 | 以下の条件をいずれかまたはすべて満たした人 (1)総合口座を新規開設し、クイズに正解 (2)総合口座及びNISA口座を新規開設し、クイズに正解 |
特典 | 最大2,000松井証券ポイントプレゼント |
クイズはヒントも用意されているため、金融知識に自信がなくても正解することは可能だ。
NISA & MATSUI Bankデビュー応援キャンペーンと合わせて忘れずに申し込もう。
\公式サイトで詳細を見よう/
松井証券の新NISAに関する質問
ここでは松井証券の新NISAに関する質問を用意した。松井証券で取引を始める前に確認しておこう。
- 松井証券で新NISAを始める際の流れを教えてください。
- 松井証券で新NISAを始める際の流れは以下の通り。
- 新NISA口座を開設する
- 証券口座に入金する
- 商品(投資信託、日本株、米国株)を購入する
- 松井証券で新NISAを始める魅力はなんですか?
- 松井証券の新NISAを始める魅力としては、投資信託のラインナップが豊富であることやサポート体制が手厚い点が挙げられる。
特にサポートについては、ネット証券のなかでも手厚い。サイトや取引ツールの操作方法だけでなく、日本株と米国株の投資判断や、銘柄選択についての相談にも対応してくれる。
- 松井証券の新NISAで海外株は買えますか?
- 松井証券の新NISAで海外株は買える。松井証券では米国株の取引が可能となっている。なお、日本株、投資信託と同様に米国株の売買手数料は無料だ。