宿題は取捨選択してじっくり取り組む
そして、翌日には塾の宿題に取り組むことになる。その際に重要になってくるのが、宿題の取捨選択だ。特に5年生以降は宿題を絞っていかなければ、量で潰れてしまう。また、何とか全部終わらせなければと、雑な勉強に陥りやすい。こうした勉強のやり方が習慣化してしまうと、立て直しが難しくなるので注意が必要だ。
宿題は「今週はこれとこれをやる」「この問題はまだ難しすぎるのでやらない」など、ある程度目星を付けておき、1問あたりに対する時間をしっかり確保しておく。そうすることで、「なぜそうなのか?」と自分なりに考え、手を動かしながら最後まで粘り強く問題に向き合う姿勢が身に付く。これが、今の中学受験に必要な力、すなわち各学校が求めている「本来の学びの姿勢」であり、学校が求める人物像と言える。その素養を見るために、入試本番のその場で考えさせる問題を出しているのだ。
だが、これらの問題は、正しい勉強のやり方を身に付けてきたか否かに限定される話ではない。加えて、「最後まであきらめずに解いてみせるぞ」という意欲、さらにはその奥にある「僕なら解ける」という自信といったマインド面も要になる。特に難問だらけの最難関校入試は、「正しい学びの姿勢」「学習意欲」「メタ認知」の3つの力が求められる。マインド面については、今後の記事で詳しく解説していきたい。

