脳は“21歳くらいまで”質も量も常に変化している
8つのタイプ(図表1、2、3)にもよりますが、凸の部分は、「これぞ特別な才能!」と思えるほど際立っているとは限りません。むしろ多くの場合、凹んでいるところが気になるがゆえに、才能の芽として認知されていない。そんな凸を見出すことで、凹みの部分をも受け入れられるようになったら、親子関係はよりよくなっていくはずです。
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親が子どもの脳特性を知ること、あるいは子ども自身が自分の脳特性を知ることで、今まで見えていなかった凸の部分を見つけやすくなります。すると、親としては接し方や言葉のチョイスが変わり、当事者としては意識の持ちようや行動の指針が変化し、凸の部分を伸ばすことができます。
本書でいうと、8つのタイプには、それぞれ、紐ひもづいている「脳番地」があります。たとえば、8タイプの1つ、「リーダータイプ」は、思考系、運動系、感情系の脳番地が紐づいています。つまり「リーダータイプ」は、この3つの発達度合いが比較的強く、また、この3つの脳番地を鍛えると、さらに持ち前の能力が伸びるということです。
特に21歳くらいまでの脳は質も量も常に変化しています。脳細胞同士のネットワークも増設されつつ、まだ脳の質量が増えている段階です。ですから、発達している脳番地に刺激を入れれば入れるほど、その脳番地に集まっている脳細胞同士のネットワークが密になるだけでなく、筋トレで筋肉が大きくなるように、脳番地そのものが大きくなります。これが脳特性を才能として開花させることにつながるというわけです。




