東京に出てきても「狭さ」は解決できない

高校3年生かずきさん(仮名)

――インフィニティ国際学院に入学したきっかけを教えてください。

父が大谷さんの著書『世界で学べ 2030に生き残るために』(出版:サンルクス/発売:サンクチュアリ出版)を読んだことがこの学校を知ったきっかけでした。でも、最初は「なんだろう、この学校?」くらいで入学する気はありませんでした。僕が住んでいた地域は、「ほとんどの子がこの高校に行くものだ」と決まっているようなエリアで、僕はそれがすごく嫌だったんです。だから、「県外にいい高校はないか」という視点で探して、オープンキャンパスにも行きました。でも、どこもピンとくるところがなくて。

そもそも、「なぜ、僕はこの土地から出たいんだろう?」と考えた時に、感覚的に「狭い」と感じていることに気づいたんです。そうなると、「都心の学校に行けばいい」「東京に出ていけばいい」といった問題ではないと思いました。そして、改めてインフィニティ国際学院のホームページを見たら、「1年生と2年生は海外も含めてずっと転々としている」と書いてある。自分が行きたい高校はここなのかもしれないと思うようになりました

自分に合った方法で発表する
筆者撮影
自分に合った方法で発表する

「ぶっちゃけきついです!」

――この学校に入り、どんな成長がありましたか。

ここでの学びは、ぶっちゃけきついです! というのも、自分のキャパシティを嫌でも突きつけられるから。「ここまではできた」「ここからはできなかった」ということが明らかになります。ごまかしが効きません。一般的な学校では、学びが教室や校内に留まるので、「これができそうだ」と想像することはできても、実際に「自分には何ができるのか」「何ができないのか」はわからないと思うんです。

例えば、昨年の森プロジェクトでは、「目標金額100万円なんて本当に達成できるのか」「人からお預かりしたお金を有効に使えるのか」といった葛藤や苦労を経験しました。これは自分を一番大きく変えた体験だったと思います。
実際に自分自身を試して、できることを更新していくことがこの学校の学びの根幹だと思います。

この学校は、本当に「大変」です。でも、僕の中では大変の中には「すごく楽しい」という感情が含まれている。「大変」という漢字は、「大きく変わる」と書くんですよね。だから、「大変だな」と感じている時は、「自分が一番大きく変わっている時だ」とも思っているんです。

国内研修で山口県萩市を訪れて学びを語り合う
提供=インフィニティ国際学院
国内研修で山口県萩市を訪れて学びを語り合う