全員が「なんだこいつ」と思っていたが…

――友人との関係について教えてください。

今では笑い話なんですが、最初の時、僕ら4期生は全員が全員に対して、「なんだこいつ」と思っていたらしいんです。もちろん、僕も思っていましたよ。色々な場所に行って研修を経験する中で、少しずつ各々の見方が変わっていきました。今では、みんなそれぞれ尊敬できるところがあると思っていて、「ここは弱いけれど、ここはとっても強い」と理解して、感じ合って、時には「◯◯だったらどう考える?」と話し合うこともあります。

そして、例えば「自分の意見がいえない」という、一見弱点に見えることも、「人の話をよく聞ける」「謙虚」「相手にちゃんと寄り添える心がある」などと言い換えられるのが、“インフィニティ生”です。だから、苦手なところを逆にその人の特徴として活かしていけないかと考えている。もともと持っている特性をさらに輝かせられるように、周りがサポートしていく関係性ができていると感じます。

――これからどのようなビジョンを持っていますか。

僕は「俺はこう思う!」と強く自分の思いを主張するよりも、誰かが「こう思う!」と言っていることを、「君はそう思うんだね。では、あなたはどう? それはこういうことじゃない?」と促したりサポートしたりする立場にやりがいを感じています。

座学では得られない「自分の特性」を育てられる

西表島の研修では、“水ない、ガスない、電気ない、Wi-Fiない”というサバイバルな状況で10日間を高等部のメンバーで過ごすんです。昨年度の研修では、僕は2度目だったので、後輩に「火はこうつけるんだよ」「こういう組み方をするといいよ」といったことを教えて、サポートに立ち回ることが多かったんです。

その時に、人のために利他心を持って行動していると、自分のモチベーションになっているような感覚を抱くことに気付いたんです。そして、僕は「誰かが喜んでいる姿を見たいから頑張る」という、その感覚がすごく好きだとも思いました。

その経験から少しずつ、自分の生きていく軸を考えるようになり、最近、ビジョンを持っている人や何か目標に向かっている人をサポートすることが一番楽しいなということに気づきました。

提供=インフィニティ国際学院
世界の大自然を五感で感じる

今は大学選択を考えている真っ最中で。ぶっちゃけて言うと、まだまだ全然決められていません。でも、父親の影響でマーケティングや経営学に興味を持っています。父が、この商品・サービスで誰かがキラキラしている状態をイメージしながらビジネスをすると、ビジネス自体もよくなるし、自分の人間的成長にもつながるという話をよくしていたんです。

それが実現できれば、僕自身の特性である「誰かをサポートしたい」「もっとキラキラとした未来をその人が見られるように支援したい」という思いを通じて、地域に貢献できる方法も見つけられるかもしれません。そんな思いを大切にしながら、進路を選んでいきたいと思っています。