PCからは登録できない、始めるためにはスマホ等が必須

ここからはそんなmixi2の基本的な機能や使い方や、実際に使ってみた感想、乗り換えるべきかなどについて紹介していく。

まず、大前提としてmixi2をするにはスマホアプリをインストールする必要がある。残念ながらPCでの利用にはまだ対応していない。また、初期のmixi同様、招待制を採用しており、18歳未満は登録不可となっている。ただし、招待状の運用はかなりゆるく、Xで「mixi2 招待」と検索するだけで簡単に招待リンクを見つけられる。

登録すると招待者が自動的にフォローされるため、全く知らない人の招待リンクを利用する際は要注意だが、招待リンクを自由に使っていいと表明している人もたくさんいるので、友人にまだmixi2利用者がいない場合は、何が起きても自己責任という前提となるが、そこから登録することも可能だ。

その後、アプリ上でメールアドレスとパスワード、希望するIDを入力すれば登録完了。IDは早いもの勝ちなので、今はmixi2に興味がないという人も(交流関係をリセットしたいのでないかぎり)Xなどで使っているIDを押さえておくことを強くおすすめする。

見た目は似ているが…、Xとは全く異なるサービス体験

図版1の画面は、mixi2のホーム画面。先に説明したよう、mixiよりもXに近い、いわゆる短文SNSとなった。画面中央にはフォローしている友人たちのポストが時系列に沿って表示されるほか、タブを「発見」に切り換えることで、mixi2がピックアップした話題のポストを見ることができる。

ホーム画面
【図版1】ホーム画面(筆者提供)

昨今のXは後者(「おすすめ」タブ)を前面に押し出した、発信型の「メディア」的なサービスになっているが、mixi2は、黄金期のTwitterのように、友人が今何をしているのかをひと目で確認できる「コミュニケーション」志向のサービスとなっている。そのため、見た目はほとんど変わらないものの、体験は大きく異なっていると感じた。