制定10周年でミッションをアップデート

akippa社のミッションは、2013年5月に誕生しました。

共同創業者の松井から、「ミッションがないとやっていけない」と言われて思案し、電気代を払い忘れて、電気が止まったことで「電気のような必要不可欠なサービスをつくりたい」と考え「“なくてはならぬ”をつくる」と制定しました。

そしてそれから10年後の2023年5月。ミッション制定10周年のタイミングで、ミッションをアップデートしました。

それまでは「“なくてはならぬ”をつくる」でしたが、そこから、「“なくてはならぬ”サービスをつくり、世の中の困りごとを解決する」に変更したのです。

10年前は「自分たちが、なくてはならぬサービスをつくりたい」と思っていました。

つまり「自分たちが」という思いが前面に出た表現になっていました。

しかし活動していく中で、「人々の困りごとを解決したい」ということが社会に役立つための本質だと、ミッションへの捉え方が変わっていったのです。

通常、企業のミッションは頻繁に変更を加えるものではありません。

しかし普遍的に目指すものなので、正確さを期してアップデートすることにしました。

リアルの“あいたい”を世界中でつなぐ

ビジョンとは、「企業や組織が将来どのような状態を達成したいかを示す長期的な展望であり、将来の方向性を示すもの」です。

akippa社が実現したいのは、「誰でもリアルであいたい人に会える世界」です。

好きなアーティストのライブ、家族やパートナーとのお出かけ、友人とのレジャー、一人旅、会社のイベントなど、自動車を走らせてワクワクする体験に出掛けたり、好きな人に会いに行ったりすることは、たとえどんなに時代が進み、技術が進化しても、価値あるものとして、残り続けていくと思います。

パンデミックによって、リアルな体験は不要不急と言われ、移動に制限がかかりました。

しかしパンデミックが落ち着きを見せ、かつての「日常のリアル」がだんだん戻ってきたとき、「リアルって、やっぱりいいよね」と思った人は多いのではないでしょうか。

大切な人に会いに行くのは、一度きりの人生を生きていくのに「必要不可欠」なものだったのだと気づかされたと思います。

そんな体験をしながら、私たちはビジョンを次のように制定しました。

「リアルの“あいたい”を世界中でつなぐ」

つまりアキッパの駐車場サービスがあることで、行ける場所も増えて、会う頻度も上がる。そんな世界を目指します。